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京都に女王と呼ばれた作家がいた 山村美紗とふたりの男

京都に女王と呼ばれた作家がいた 山村美紗とふたりの男

京都に女王と呼ばれた作家がいた 山村美紗とふたりの男

作家
花房観音
出版社
西日本出版社
発売日
2020-07-14
ISBN
9784908443527
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京都に女王と呼ばれた作家がいた 山村美紗とふたりの男 / 感想・レビュー

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fwhd8325

山村美紗さんの作品は一冊も読んでいません。ただ、テレビで放送されたドラマは、意識せずに見ていたんだと思います。特に思い入れの作家ではありませんが、西村京太郎さんとの関係など、耳にしていたことがどのように描かれているか、半分野次馬的に手にしました。著書の中にも書かれていますが、出版界のタブーとされていた関係は、今でも生きてるように感じました。

2020/11/03

Kei

係りのあった有名作家二人、松本清張、西村京太郎が、才能あれど大変な醜男なのが、不思議な共通点です。若さでもなく、言われるほどの美貌でもないが、魅力的な女性だったのでしょうね。膨大な冊数と売り上げ、映像化も霞。書籍として残らずとも、あの時代にあれだけの足跡と栄光を。ある意味、シアワセかも?でも、早くに男性を残して死ぬと、損ですね。夫も愛人も再婚してしまっています。花房さん、もっとセクシャルな部分も掘り下げてもらいたかったですが、ご遺族、京太郎氏存命中は無理だったようで、残念です。

2020/09/21

R

山村美紗の生涯を描いた伝記的なドキュメンタリでした。一種の聖域と化していたその姿を描くというタブーに挑んだと、そういう見方もされてしまうようなことだそうで、出版業界と世間とのちょっとした乖離も感じてしまったんだが、今なおその影響があるのかもと思わされる内容だった。西村京太郎と並び称えられ、またその二人に何かがあったのではというスキャンダルめいた内容など、本当の夫の姿のレポートと合わせて興味深かった。山村美紗さんが理系志向だったというのが面白かった。

2020/12/22

「仕事を失う恐怖よりも、書かずに死ぬ恐怖が先に来て、筆を進めた。」在京の出版社にはそっぽをむかれ、出版を許諾してくれたのが西日本出版社。西村京太郎と山村美紗の不思議な関係を詳らかにした花房さんの「物書き」としての業に圧倒された。妻の才能を信じ己の存在を消して妻を支え通した夫と、作家同士として(男女関係の有無の真偽はどうでもいい)切磋琢磨する事で、作品をモノとした流行作家。読後感はふたりの男を手玉に取ったしたたかな作家の感だけが残った。小説家とは、何の為に誰の為に物語を紡ぐのだろうか思った。

2020/10/16

けいこ

山村美紗の一生を、京都に住む花房観音氏が書く評伝。タイトルにある2人の男とは作家の西村京太郎氏と山村美紗の夫。西村氏とは隣に住み何度もゴシップネタにされるがその真実は。そしてそれを知る夫の心中は如何に。花房氏の執念の取材で、山村美紗氏の一生がまさにミステリーを解き明かすかの様に書かれていた。ただ、力が入り過ぎたのか、少しくどい部分もあり。それも花房氏が山村美紗氏を今なお女王として崇めているからなのだろう。

2020/09/05

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