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放課後ミステリクラブ 3 動くカメの銅像事件

放課後ミステリクラブ 3 動くカメの銅像事件

放課後ミステリクラブ 3 動くカメの銅像事件

作家
知念実希人
Gurin.
出版社
ライツ社
発売日
2024-02-21
ISBN
9784909044495
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【下村敦史×知念実希人トークイベントレポート】「ここで殺されてましたね!」最新刊『そして誰かがいなくなる』の舞台となった下村邸の見学ツアーも開催!

 2024年2月11日(日)、下村敦史さんの『そして誰かがいなくなる』(中央公論新社)、知念実希人さんの『放課後ミステリクラブ3(動くカメの銅像事件)』(ライツ社)の刊行を記念して、著者ふたりのオンライントークイベントが行われた。ふたりの対談場所は、下村さんの自邸。ミステリーの世界から飛び出してきたかのようなその洋館は、テレビや雑誌などのメディア取材が絶えず、また、下村さんの新刊『そして誰かがいなくなる』では、実際に物語の舞台にもなっている。対談後には、下村邸内を探索する見学ツアーも敢行。驚き満点、新刊への期待が高まる、イベントの模様をレポートする。

『そして誰かがいなくなる』(下村敦史/中央公論新社)

『放課後ミステリクラブ3(動くカメの銅像事件)』(知念実希人/ライツ社)

知念さんは下村さんの“かかりつけ医”!?

 まず、トークイベントで最初に話題となったのは、下村さんと知念さんの交流だ。ふたりは日頃からSNSを通じて交流しているが、最初の出会いは、2018年、書店でサイン本を作る際に居合わせた時のこと。その後も、小説賞のパーティーで何度か顔を合…

2024/3/2

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放課後ミステリクラブ 3 動くカメの銅像事件 / 感想・レビュー

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☆よいこ

ミステリクラブ③4年1組ミステリトリオ▽太一は昼休みに校庭の隅の茂みの中に大きなカメの銅像を見つける。次の日の朝、幼馴染の華と一緒に銅像を見に行くと、銅像が明らかに茂みから前に移動していた。驚いた太一はミステリトリオの美鈴(みすず)天馬(てんま)陸(りく)に調査を依頼する。更に放課後、銅像は前に出てきて茂みから姿を現していた。カメの銅像は重くて人の手では動かせない。いったいどうやって銅像は動いたのか▽「不可能を消し去って、最後に残ったものが、どれだけ奇妙であっても真実である」BYホームズ。睡眠大事。

2024/04/29

aquamarine

校庭の隅にあるカメの銅像が少しずつ動く。今回ミステリトリオが挑むのはそんなカメの謎。シリーズ3作目にして、一番小学生が出会いそうで解きやすそうな謎だと思う。読み手が擦れた大人で、大人のミステリ小説と同じ手法のため、細かい会話や出来事が全て綺麗に結びついてしまって、すぐ真相に気づいてしまったが、逆にだからこそ「人生初の伏線回収」をたくさんの子供たちが経験できそうだ。ミステリトリオの部室とか美鈴の運動神経とかファンタジックな部分はあるけれど、このシリーズが子供たちに支持され、続編を待たれることは素直に嬉しい。

2024/03/19

花ママ

今まで誰も気づかなかった校庭のすみにあるカメの銅像が少しずつ動いている。誰がとうやって動かしているのか?このナゾに、ミステリトリオが動き出す。今回は、新キャラ太一君が登場して、ますますにぎやかになった。最後に載せてあるおまけも、すごく充実してました。知念さんのあとがきも、子どもにわかりやすく書かれています。夏に第4弾が出るとのこと。楽しみです。

2024/03/19

かな

シリーズ第三弾。甲羅の直径が1.5mもあるカメの銅像が動いていたというクラスメートの言葉を受け調査を開始するミステリクラブの面々。意外な犯人(でいいのか)と結末に納得。私は私なりに一生懸命考えたのだけれど、カメの動く謎からして???というお粗末な状況に。変な事件や動機でなく、校舎内でおこる日常的なミステリで、子供はもちろん大人でもそれなりに楽しめる内容でした。そしておまけのミステリ小説の紹介もミステリに興味をもった子供達に向けた内容で良いと思いました。

2024/03/18

さっちゃん

シリーズ第3弾。今回は校庭の隅にあるカメの銅像がひとりでに動く事件。大人は現場を見れば気付きそうだけど子どもなら気付かないかも。犯人は当たったが動機まではわからず、種明かしをされてみるとなるほどと優しい世界に納得。各所に伏線が散りばめられて、ラストの謎解きで綺麗に回収されるのは相変わらず気持ちいい。是非多くの子ども達にもこの気持ち良さを味わって欲しい。児童書で初めて本屋大賞にノミネートされ、たくさんの人に支持されているのがシリーズファンとして嬉しい。次作は今夏。今から楽しみ!

2024/04/18

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