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ひといちばい敏感な子

ひといちばい敏感な子

ひといちばい敏感な子

作家
エレイン・N・アーロン
明橋大二
出版社
1万年堂出版
発売日
2015-02-21
ISBN
9784925253840
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「ひといちばい敏感な子」のおすすめレビュー

【HSCの育て方(思春期~青年期編)】急激に大人の世界へ近づく多感な時期はどう接する?

『ひといちばい敏感な子』(エレイン・N・アーロン:著、 明橋大二:翻訳/ 1万年堂出版)

 突然だが「HSC(Highly Sensitive Child=ひといちばい敏感な子)」という言葉を知っているだろうか。子ども全体の15~20%の割合で存在するといわれているが日本での認知度はまだ低い。HSCは、生まれつき人一倍敏感な感覚を持っている。そのためママ友や学校の先生から「他の子と違う」と言われてしまったり、発達障害だと思われてしまったりすることも多い。親自身もどう我が子と向き合っていけばよいのか悩んでしまうこともある。そんな悩みを解決すべく、日本初のHSC解説本『ひといちばい敏感な子』(エレイン・N・アーロン:著、 明橋大二:翻訳/ 1万年堂出版)から全4回に分け、成長段階ごとにできるHSCの我が子への接し方をご紹介している。最終回の本稿では、思春期から青年期の接し方を見ていこう。

■思春期に意識したい7つのポイントとは?  急激に大人の世界へ近づく思春期やひとり立ちをし始める青年期は、子育ての仕上げを行っていく時期。

 多感な思春期はHSCに「自…

2018/7/24

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【HSCの育て方(学童期編)】人いちばい敏感な子が感じる外からのストレスとは? 軽減させる方法も公開!

『ひといちばい敏感な子』(エレイン・N・アーロン:著、 明橋大二:翻訳/ 1万年堂出版)

 突然だが「HSC(Highly Sensitive Child=ひといちばい敏感な子)」という言葉を知っているだろうか。子ども全体の15~20%の割合で存在するといわれているが日本での認知度はまだ低い。HSCは、生まれつき人一倍敏感な感覚を持っている。そのためママ友や学校の先生から「他の子と違う」と言われてしまったり、発達障害だと思われてしまったりすることも多い。親自身もどう我が子と向き合っていけばよいのか悩んでしまうこともある。そんな悩みを解決すべく、日本初のHSC解説本『ひといちばい敏感な子』(エレイン・N・アーロン:著、 明橋大二:翻訳/ 1万年堂出版)から全4回に分け、成長段階ごとにできるHSCの我が子への接し方をご紹介している。第3回目の本稿では、小学校時代の子育てについて考えたい。

■小学生時代を健やかに過ごすには?  学校生活が始まるとHSCは、友達関係で強いストレスを感じるようにもなる。HSCはストレスのもとでは、不安症や抑うつ状態になりやす…

2018/7/23

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5人に1人が当てはまる“ひといちばい敏感な子”を育てるには? 専門家たちがトークイベント開催

『ひといちばい敏感な子』(著:エレイン・N・アーロン、訳:明橋大二/1万年堂出版)

 ひといちばい敏感な性格を持つ人・HSP(Highly Sensitive Person)やHSC(Highly Sensitive Child)研究のパイオニア、エレイン・N・アーロンの初来日が決定。精神科医・明橋大二とのトークイベントが、2018年5月14日(月)に開催される。

 近年マスコミや保護者などの間で、急速に関心が高まっているHSPとHSC。このタイプに該当する人はちょっとした味の違いや室温の変化、大きな音などの刺激を受けやすい。また心の面でも傷つきやすく、物事をあれこれ心配しがち。生まれつき人一倍敏感な性格を持っているのが特徴で、子どもの内5人に1人が当てはまるという。

 今回イベントに出演する明橋は2015年にアーロンの著書『The Highly Sensitive Child』の邦訳、『ひといちばい敏感な子』を出版していた。同書では日本でほとんど知られていなかったHSP・HSCの特徴や、誤解されてきた事実が詳しく書かれている。HSP・HSCにとって…

2018/4/17

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ひといちばい敏感な子 / 感想・レビュー

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ochatomo

ネット記事でみかけ手に取る ひといちばい敏感な子(The Highly Sensitive Child)は5人に1人程度が該当し、少数派で身の回りのことに深く反応してしまう性質を持ちしんどい思いで生きている 彼らの良さを引き出していくには広い世界へ連れ出して刺激したり悪事に罰を与えるのはよくないと説く そばで勇気づけ助ける大人が必要で、社会性をもてるよう少しずつ促していく ADHDとの違いも解説され、丁寧でわかりやすかった 慎重な少数派がいることは種の生き残り戦略と推測している 元本2002年 2015刊

2019/02/03

ゆにす

なぜ、母は、家族は、私が傷つくことを言うのかなと思っていました。自分が人の言葉に傷つくようにしか受け止められられないことを欠点と思っていたけれど、HSCであったこと、HSPであることを長所として受け入れる本書に救われる思いがしました。事例がアメリカならではのところも多く、本の構成のわかりずらさからも、少し読みずらさはあると思います。挿絵があったりしたら良かったかも。誰もが必要というものではないけれど、この本によって助けられる人も多いと思います。

2015/07/23

haruka

発達障害とは違うけど、人一倍繊細で敏感な人がいて、そんな子供をHSCと呼ぶらしい。何にでも名前をつけて…という声もありそうだが、名前があるからこそ楽になる当事者もいる。自分が集団生活が苦手なのはクズだからじゃない、性質もあるよねと少なくとも私は思ったから。どのように自信をつけるかが重要。挑戦者と慎重派が混在することによって種は生き残る。確実に学校を嫌がりそうな、繊細な自分の子を育てていくのに役立つ内容だったけど、どんな子供にもこの育て方(尊重しておおらかに)は良いんじゃないかな?要は新しい時代の育て方。

2019/08/25

まど

うちの子は外交的で積極的だけど、当てはまることがたくさん。不思議に思って変わってほしいと思っていたところは、尊重して伸ばしてあげるポイントだったんだと気づいた。色々すっきりした。

2016/11/11

chi0926

かなりの情報量だが、HSCの子育てハッピーアドバイスを読んでいたので主要なところをかいつまんで読んだ。HSCの親は忍耐が必要です、と。もうこの一言に尽きるんじゃなかろうか。肝に銘じたい。日本も、海外のように教育現場やカウンセラーとの距離が近くなればいいのに。

2018/12/26

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