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美津と千鶴子のこんとんとんからり

美津と千鶴子のこんとんとんからり

美津と千鶴子のこんとんとんからり

作家
上野千鶴子
田中 美津
出版社
木犀社
発売日
1987-12-01
ISBN
9784943990024
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美津と千鶴子のこんとんとんからり / 感想・レビュー

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かめすけ

おもしろかった!p45「みんな一緒」こそ美しい、という「草の根ファシズム」はリブにもフェミニズムにも「日本的」な要素を生んでいる。p48国際婦人年(1975年)以降、運動が「人権」とか「男女平等」のキーワードで進むようになってから、運動に参加しやすい人も増えたが教条主義が強くなった、という指摘はなるほど、と思った。「広がったことによって薄まったことが悪いんじゃなくて、薄まったときに次の段階に行ってないってことが問題なんじゃない?」p56「日本の共同体の体験は、連合赤軍で一つの極限の形をとって、瓦解した」→

2019/10/27

FK

 最近読み出した田中美津の著作の中にあったので図書館のなんと書庫から借り出して読む。田中氏の文章も難しく(『いのちの女たちへ とり乱しウーマン・リブ論』)上野のそれも。ということで対談集ではあったが、なかなか分かりがいいものではなかった。これが正直なところ。/存在が語るコトバがひどすぎる人が多いんだよ。(P.174 田中)/あなたが“かまける”というのを、自分のキーワードだって言ったでしょう。でね、考えたんだけど、あなたにとって“かまける”にあたるのは、私には“ふける”なんですよね。(P.180 上野)

2013/12/31

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