人気シリーズ最新巻(2023年4月 新刊&おすすめ絵本)

文芸・カルチャー

公開日:2023/4/12

今月も待ちに待った人気シリーズの新作がたくさん刊行されました。まずは発売10周年を迎えるヨシタケシンスケさんの「発想絵本」シリーズから『ぼくはいったいどこにいるんだ』。いろいろ並び続けて14年オームラトモコさんの『なんの ぎょうれつ?』最新刊は、50羽の鳥が大行列『とりさん なんのぎょうれつ?』。8年ぶりに新刊が出版された「じっちょりん」シリーズは桜の季節にぴったりの『じっちょりんの たんじょういわい』などなど、どれから読んだらいいか、迷ってしまいますね。

シリーズ最新作から読んでも良いですし、1作目から順にシリーズを追ってもOK。人気シリーズをご家族で楽しみましょう。

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子どもたちの身近なものが元気いっぱい動き出す「たのしいいちにち」シリーズ7作目。「あいてますか~」「あいてますよ~どうぞ~」のやり取りが楽しい『おべんとうばこさんです。』

おべんとうばこさんです。

作・絵:とよた かずひこ

出版社からの内容紹介

ウインナーさんやブロッコリーさんが、おべんとうばこさんを、とんとんとんとん。
「あいてますか~」だって。

「あいてますよ~ どうぞ~」といわれて、みんな中に入っていきます。
ほかにどんな食べものたちがやってくるかな?

子どもたちが大好きなおべんとうばこが主人公。
さいごにふたがあくと、すてきなおべんとうが!

「たのしい いちにち」シリーズ7作め。

「あいてますか~」「あいてますよ~」という繰り返しのかけあいが楽しい絵本。たまごやおまめさんは、おべんとうばこの中でへんしんします。おべんとうに入っている人気ものたちが大集合!

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シリーズ累計30万部突破のしかけ絵本『ドアをあけたら もりのおうち』。ドアを開ける前のイメージが覆される驚きのしかけがいっぱい!

ドアをあけたら もりのおうち

作・絵:しまだ ともみ

出版社からの内容紹介

シリーズ累計30万部突破の大人気しかけ絵本『ドアをあけたら』の第三弾。
今回は森が舞台。木の幹のなかにあるおうちのドア、窓から見えるのは……?
ページをめくると、思いがけない正体があらわれます。
「だれのおうちかな?」と想像が広がるワクワクする展開にくぎづけ!
穴のあいているカバーをめくると、表紙との絵柄の変化も楽しめます。

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インタビューされるのってとっても楽しい!『すきな たべもの おしえて』を読んで、動物たちの好物にも詳しくなろう

すきな たべもの おしえて

作:新井 洋行

出版社からの内容紹介

『おなまえ おしえて』につづく教えてシリーズ第2弾。くまさんが、好きな食べ物をみんなにきいていく構成です。
ページをめくって答えがある楽しさと、最後に自分も好きな食べ物を答える楽しさが味わえる絵本です。入園のプレゼントなどにも最適。

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関連書籍

おなまえ おしえて

作:新井 洋行

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スズメ、フクロウ、クジャク、ハシビロコウ……50羽の鳥が大行列! 行列の先に待っているのは?『とりさん なんの ぎょうれつ?』

とりさん なんの ぎょうれつ?

作・絵:オームラ トモコ

出版社からの内容紹介

キュウカンチョウさんの案内で、鳥さん50羽が大行列! スズメ、フクロウ、クジャク、ハシビロコウなど、みんなが並ぶその先は…!?

動物の楽しい行列を描いた『なんの ぎょうれつ?』、妖怪たちのゆかいな行列を描いた『こんやは なんの ぎょうれつ?』、乗り物のわくわくするような渋滞を描いた『なんの じゅうたい?』、虫たちのにぎやかな行列を描いた『むしさん なんの ぎょうれつ?』、海の生き物がずらりと行列する『うみで なんの ぎょうれつ?』につづく、人気シリーズ第6弾!

50羽(+1羽)の鳥たちが大行列。
ページをめくっていくと、
身近な野鳥から珍しい鳥まで、ずらりと登場します。
そして、行列の先には、ぴっくりの楽しいしかけが……!

この行列に、あなたもぜひ並んでみてください!

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月刊絵本「キンダーメルヘン」で人気の未書籍化アンパンマン絵本が待望のハードカバーになりました!『アンパンマンと あかいしま』

アンパンマンと あかいしま

作・絵:やなせ たかし

出版社からの内容紹介

アンパンマンがパトロール中に見つけた“あかいしま”。そこで泣いていたのは、子どもの龍のちびごんでした。
ちびごんがパンを食べている間に、アンパンマンは島を探検します。実は島を赤く汚していたのは、ばいきんまんの仕業だったのです! アンパンマンはちびごんと一緒に、元の美しい島を取り戻すため飛び上がります。

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植物の種を植え続ける小さな生き物「じっちょりん」に、8年ぶりの新刊登場!『じっちょりんのたんじょういわい』はいったい誰のお祝いなのかな?

じっちょりんのたんじょういわい

作:かとう あじゅ

みどころ

桜の花びらがひらひら落ち、道が花びらでいっぱいになる頃、じっちょりんたちはある場所へと移動をはじめます。それは、「おいわい」をするためです。どんなおいわいなのでしょう。

児童館の片隅で暮らす小さなじっちょりんかぞく。パパじっちょりんに、ママじっちょりん、おにいちゃんじっちょりんに、いもうとじっちょりん。じっちょりんは、花やはっぱを食べるけど、種だけは食べません。大事に植えて歩くのです。そんなじっちょりんたちが誕生したのが、この時期なのです。

「たんじょういわいは、どこでするの?」
「おおきな さくらのきを めざすのよ」

しばらく過ごした場所から、次の場所へ出発です。前に植えた種が花を咲かせている様子を確認しながら、また新たな種を植えていきます。休憩中もママじっちょりんはよく食べます。なぜなら、お腹の中に赤ちゃんがいるから! さあ、大きな桜の木が見えてきましたよ……。

私たちの足もとで暮らす、小さなじっちょりんたちのお話が、8年ぶりに戻ってきました。どうやら春は、じっちょりんたちにとって特別な季節。春になるとソワソワしてくるのは、私たちだけじゃないみたい。人知れず盛大な「たんじょういわい」の準備をするじっちょりんとその仲間たちの様子を、私たちは絵本を読みながらそっと見守ることができます。彼らの様子を思い出すだけでも、ワクワクした気持ちになってきますよね。

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『りんごかもしれない』から10年。「発想絵本」というジャンルを生み出したヨシタケシンスケさんの新刊『ぼくはいったい どこにいるんだ』

ぼくはいったい どこにいるんだ

作:ヨシタケシンスケ

出版社からの内容紹介

発想えほん第5弾!じぶんのことをちずにしてみると、わかることがたくさんある。いまどこにいるのか、このあとどうしたいのか、なにがだいじなのか・・・ちずって、おもしろい!ヨシタケシンスケ流、頭と心の整理整頓。

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マンガから入れば難しい伝記も理解しやすい! 大人気「学習まんが世界の伝記NEXT」に話題の天才絵師が登場『学習まんが世界の伝記NEXT 伊藤若冲』

学習まんが 世界の伝記NEXT 伊藤若冲

著:春野 まこと原作:景山 由美子

出版社からの内容紹介

累計発行部数470万部突破!
人気と信頼の集英社版 学習まんが『世界の伝記』『世界の伝記NEXT』に待望の人物が仲間入り。

命あるものをいきいきとあざやかにえがいた、江戸時代の天才絵師、伊藤若冲。
代表作『動植綵絵』三十幅が2021年に国宝に指定されるなど、近年再評価されている人気の画家、伊藤若冲のはじめての伝記まんがが登場です。

江戸時代中期、京都の青物問屋に生まれた若冲は、幼いころから絵を描くことが好きでした。20代はじめに父が亡くなり、長男だった若冲は父のあとを継ぎ、青物問屋の主人として働きます。しかし絵を描くことをあきらめられない若冲は40歳で弟に家業をゆずり、画家に専念します。

若冲は、鳥や虫、魚から野菜や植物までを丁寧な筆づかいで描いていきます。目の前の、生きているものの命を生き生きとえがきたいと考え、独自の技法と表現をおいもとめ、亡くなるまで画業に身をささげました。

そんな伊藤若冲の生涯を、まんがで楽しく読むことができる1冊です。「裏彩色」「筋目描き」「マス目描き」など、若冲が使った絵の技法も、まんがの中やイラストでわかりやすく解説。これを読めばきっと絵が描きたくなります。

【本書の特徴】
●まんがだから読みやすく、わかりやすい!
●すべてふりがな付きなので、小学校低学年から楽しく読める!
●解説や年表など、理解が深まる記事ページも充実!

【もくじより】
裕福な商家の息子
四代目桝屋源左衛門として
画家デビュー
青物市場を守れ!
石仏でテーマパークをつくる!
9つの質問でわかる!伊藤若冲ってこんな人

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【動画公開中】春を迎えて 出会いを楽しむ絵本20選

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