「井澤美香子」声優インタビュー&撮り下ろしグラビア【声優図鑑】
更新日:2015/7/21
井澤:周りがみんなフワフワしてるので、萌子ちゃんがツッコミにならざるをえない、という感じです(笑)。若葉(CV:小澤亜李)ちゃんはちょっとズレてるというか、突飛なことをする子で、真魚(CV:M・A・O)ちゃんはマイペースでちょっと不思議ちゃんだし、直ちゃん(CV:村川梨衣)は腐女子だったりするので。萌子ちゃんも本当はフワフワしてるんですけどね(笑)。
――萌子役はオーディションで決まった役だそうですね。
井澤:萌子ちゃんは、お菓子づくりが上手だったりと女子力が高くて、オーディションのときから演じたい! と思っていたので、役をいただいたときは「まさか」と思いました。じつは、オーディションで、役名を「もえ」と言い間違えちゃって。とっさに言い直したんですけど、帰り道に落ちこんでいて…。だから、決まったときは本当に嬉しかったです! 「きんいろモザイク」の原悠衣先生の原作で、ギャグがおもしろくてテンポが心地良いアニメなので、楽しみにしていただきたいです。
――いっぽう、花子さん役で出演されているアニメ「レーカン」はOAが終了しましたが…。
井澤:「レーカン!」は本当に現場に行くのが楽しいので、終わってしまうのが寂しいですね。 同年代が多くて和気あいあいとしているし、音響監督さんの指示がアツくて、こちらが思っていることが演技に出てくるまで丁寧にディレクションしてくださるんです。それを聞いているだけでも勉強になります。良い作品になるようにみんなで結束を固めている現場なので、この作品に関わることができて幸せだなっていつも感じてます。
――キャラソンにも参加を。
井澤:初キャラソンでけっこうドキドキしてたんですけど、花子さんらしいキュンキュンするような歌詞だったので、花子さんになりきって、歌うというより演じるような気持ちで、すごく楽しかったです!
――井澤さんは、高校時代にはすでに声優やラジオパーソナリティの仕事を始めていたそうですね。
井澤:声優になりたくて、でも事務所にも所属していないし、何から始めていいのかわからなかったので、文化放送さんの「本気!アニラブ」というラジオ番組の一般公募に応募したんです。もともとラジオも大好きだったので。番組内でお餅を焼いたり、制服を着たり、毎回かなり自由にやらせていただいてました(笑)。
――最初に、声優の仕事に興味を持ったのはいつごろ?
井澤:アニメにハマり始めた中学生くらいですね。きっかけになったのは「S・A〜スペシャル・エー〜」っていうアニメでした。