秘密の恋からどんでん返しな恋まで! さくっと読める1巻完結のおすすめ恋愛マンガまとめ

アニメ・マンガ

2018/6/23

 ときめきは欲しいけれど、忙しくて長編マンガを読む時間がない方は多いはず。そこでおすすめしたいのが、隙間時間でサクっと読める1巻完結の恋愛マンガである。本稿はさまざまなシチュエーションに合わせたおすすめの恋愛マンガを5つご紹介していくので、ぜひ今の心境に近い1冊を手に取ってみてほしい。

■うどんがエロく見えてしまう歳の差恋

『うどんの女(ひと)』(えすとえむ/祥伝社)

 2012年に、宝島社の「このマンガがすごい!」にランクインした『うどんの女(ひと)』(えすとえむ/祥伝社)は、これまでにない恋愛マンガだ。主人公の村田チカ(35)はバツイチで出戻りし、学食のうどんコーナーで働いている。すると、連日うどんを頼み続ける油絵学科の男子学生・木野(21)のことが気になり始め、「もしかして私のことが好きなのかも…」と思うように。一方、木野のほうも大量のネギをのせてくれたり、頼んでもいないのに天ぷらを入れてくれたりするチカを意識し始め、チカが茹でているうどんまでもが愛しく見え始める。うどんが紡いだ恋愛はどんな結末を迎えるのか、ぜひその目でチェックしてみてほしい。

■ネット広告から人気に! ラストのどんでん返しは要チェック

『外面が良いにも程がある。』(尾崎衣良/小学館)

『外面が良いにも程がある。』(尾崎衣良/小学館)は最後まで楽しめる、どんでん返し系の恋愛マンガである。収録されている4篇の中でも特に、読者の心をとらえているのがコミックタイトルにもなった「外面が良いにも程がある。」だ。見た目だけで女に点数をつける主人公・瀬高(25)は適当に人生を送りながら、合コン漬けの日々を楽しんでいたが、とある合コンで出会った地味女・吉野になぜか強く惹かれてしまう。しかし、瀬高の恋は予想だにしない結末を迎えることとなる。ラストで明かされる吉野の意外な素顔には、読者も驚愕してしまうだろう。甘い恋愛マンガに飽きてしまった大人女子にこそ、読んでほしい1冊だ。

■「私は一夜の過ちを犯しました」揺れ動く心が選んだ恋の結末とは?

『ゆれコイ 〜ダメ、だけどスキ〜』(朝黄ひかる/小学館)

「彼氏のことは好きだけれど、気になる人もいる…」そんな苦しい気持ちが丁寧に描かれている『ゆれコイ 〜ダメ、だけどスキ〜』(朝黄ひかる/小学館)は、自分の本心と向き合うきっかけもくれる。少女マンガの主人公は一途であることが多いが、本作は彼氏ではない人と関係を持ってしまったことを機に、物語が展開していく。恋愛中は彼氏に頼りたくても、彼氏だからこそ頼れないときがあったり、彼氏を傷つけたくないが故にひとりで秘密を抱えてしまったりすることも多い。主人公・千鳥の姿には、女子のそんな切ない女心が秘められている。本作には他にも2つの短編集が収録されているので、そちらも併せてチェックしてみてほしい。

■『ちはやふる』の作者が贈る、大人の恋愛マンガ

『ハルコイ』(末次由紀/講談社)

『ちはやふる』(講談社)の作者・末次由紀氏が描く『ハルコイ』(講談社)では、切なくて優しい愛の物語が楽しめる。大人の恋や家族をテーマにしている本作には、結婚を夢見て揺れる心に響く「指輪の片想い」、情熱が生まれる瞬間に出会う「美彩食堂」、春の始まりのような恋が薫る「ハルコイ」、つないだ手の温もりが甦る「ななつの約束」の4篇が収録されている。各ストーリーの中には心をじんわりと温かくしてくれる要素が詰め込まれているため、ボリューム的にも大満足できるだろう。本作は隙間時間で重厚なストーリーを楽しみたいときや心をデトックスさせたいときに、手に取ってほしい感涙本である。

■恋の終わりが出会いの始まりに

『失恋専門』(尾崎衣良/小学館)

 恋愛で傷ついてしまったときは、『失恋専門』(尾崎衣良/小学館)で傷を癒してみよう。収録作品のひとつである「こどもの誘惑 おとなの禁欲」では主人公・史の切ない悩みが描かれている。昔、好きだった相手の彼女話を友達として聞き続ける日々に苦しむ史。そんな史の前に現れたのは会社の同期・東郷一志。「ヒマだから、その男に会わせて」という東郷の一言で物語は思わぬ展開に…。史のように都合のいい女扱いされていると分かっていても、関係を切れない女性は意外に多いはずだ。しかし、新しい恋をするにはきちんと失恋しなければならない。苦しい恋に縛られ続けている方はこれを機に失恋女子となって、新たな恋を見つけてみてほしい。

 好きな人が自分を愛してくれることは奇跡に近いため、時には好きな相手に想いが届かなかったり、苦しい結末になってしまったりすることもある。そんなときこそ、自分の気持ちに合った恋愛マンガを手に取り、心の痛みを癒してみてはいかがだろうか。

文=古川諭香