『虐殺器官』2016年冬の公開決定! 新PVに「待った甲斐があった!」とファン歓喜

アニメ・マンガ

2016/6/20


 SF小説家の伊藤計劃のデビュー小説『虐殺器官』の劇場版アニメが2016年冬に公開されることが決定した! 制作側の経済理由で延期となっていた注目作品の公開が決定したということで、ファンからは「やっと来たか!!絶対見に行く」「待ってたぞー!」「公開決定おめでとーー!」「冬か! ようやくか!!」「冬公開かぁ。ちょっと遠いけど、観れるだけ良かったな」「生きる目標ができたな」と喜びの声が上がっている。

 「虐殺器官」は34歳の若さでこの世を去った小説家・伊藤計劃のデビュー作。テロの脅威と各地の紛争が激化していく世界の中で、米軍特殊部隊のクラヴィス・シェパード大尉は、“虐殺の王”ことジョン・ポールを暗殺するべく追跡を開始。追跡の中でクラヴィスは驚くべき真実を目の当たりにする、というSF小説だ。

 今回の劇場アニメ化構想は、伊藤の没後5年目に結成された「Project Itoh」によってスタートしたもの。「Project Itoh」は、伊藤が残した長編小説『虐殺器官』と、これに続く物語とされる『ハーモニー』に加え、冒頭30枚だけが残された小説を盟友の円城塔が書き継いだ『屍者の帝国』の計3作品を映像化するもの。2015年10月に「屍者の帝国」を、2015年11月には「ハーモニー」を劇場公開している。

 元々は11月に「虐殺器官」を、12月に「ハーモニー」を公開予定であったが、制作体制の見直しという理由で「虐殺器官」の公開が延期に。その代わり「ハーモニー」が11月公開に繰り上げで公開された。「虐殺器官」の続編とも言われる「ハーモニー」からの公開となってしまっていたので、「ハーモニーの前に虐殺器官見たかったけど、見れるだけでも嬉しい」「ハーモニー良かったから、こっちにも期待」と、無事公開となったことにファンも安堵していた。

 実は「Project Itoh」で「虐殺器官」のアニメ制作を担当していた制作会社マングローブが経営破綻で制作を中断。その後、「Project Itoh」のための新スタジオ「ジェノスタジオ」が設立された。監督は「新機動戦記ガンダムW」や「ファイナルファンタジーIX」のキャラクターデザインや「Witch Hunter ROBIN」の監督などを手掛けた村瀬修功。「ハーモニー」のキャラクター原案、「屍者の帝国」のキャラクターデザインを担ったredjuiceが「虐殺器官」でもキャラクター原案を担当するなど、スタッフを大きく変えることなく、公開にまでこぎつけた。

 また、公開日決定とともに新PVも解禁。30秒ほどの短いPVであるが、「待った甲斐があった!」「虐殺器官が動いているぅぅ」「PV何回見ても震える」「冬が待ち遠しくて仕方ない!」と今まで以上に映画公開が待ち遠しくなっているようだ。

 そして映画の内容だけでなく、キャストの顔ぶれにも注目だ。主人公クラヴィス・シェパードを中村悠一、虐殺の王ジョン・ポールを櫻井孝宏が務める。その他、三上哲や、梶裕貴、石川界人、大塚明夫、小林沙苗などの実力派が。ファンからは「声優豪華すぎだろ…」「最高すぎやないか」「やっと虐殺器官のCM見た。大塚明夫→中村悠一→櫻井孝宏とか、次から次へと好きな声で固まった」と期待の声が上がっている。

 映画公開に関しては2016年冬という情報のみで、公開日などの詳細情報は明かされていないが、映画公開にまで至ったのはファンにとっては嬉しいニュース。今後の新しい情報や追加PVも見逃せない。

劇場版アニメ「虐殺器官」
公開:2016年冬
キャスト:中村悠一、三上哲、梶裕貴、石川界人、大塚明夫、小林沙苗、櫻井孝宏
監督・脚本:村瀬修功
キャラクター原案:redjuice
アニメーション制作:ジェノスタジオ
⇒「虐殺器官」公式サイト

img01

■『虐殺器官』新版
著:伊藤計劃
イラスト:redjuice
価格:778円(税込)
出版社:早川書房