ドラマ「貴族探偵」に原作ファンからも好評の声「ちゃんと麻耶ワールドになっててびっくりした」

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公開日:2017/4/22

 麻耶雄嵩の同名小説を原作としたドラマ「貴族探偵」の初回が2017年4月17日(月)に放送された。原作ファンからは「テンポ・ギャグ・キャラクター・シナリオ・謎・演出・音楽、なにもかも完璧」「ちゃんと麻耶ワールドになっててびっくりした」と称賛の声が上がっている。

 麻耶の作品といえば厳密なロジックや伏線など、本格ミステリとしての謎解きの面白さが特徴。一方で破天荒な設定が多いのも人気の理由だ。『貴族探偵』も主人公はほとんど推理せず、使用人に事件の捜査を任せてしまうという、これまでの“探偵”像とは一線を画す内容となっている。

 注目の第1話では、死体を投げ込むと消えてしまうという伝説がある古井戸の側で、人が倒れているのを新米探偵・高徳愛香(武井咲)が発見し物語が始まる。今回はこの事件をめぐって推理が行われるのだが、物語後半では“貴族探偵”とその使用人たちに疑いが向けられるなど2転3転する推理合戦が繰り広げられた。

 緊迫した推理シーンは「まじで“推理”だけでみれるミステリードラマ! 推理小説ファンとして大好物すぎる!」と好評の様子。しかしそんな本格的なミステリを彩るギャグテイストな演出も絶賛されており「全体をコメディタッチにしたのは正解! この感じが麻耶作品なんだよ!」「コメディなノリと容赦のなさが同居してる… 完全に麻耶作品だわ」との声が続出。とくに生瀬勝久が演じる鼻形雷雨刑事のコミカルな演技が好評で「正直このドラマのMVPは鼻形刑事!」との声も。

 また終盤には一切推理せず事件を解決した“貴族探偵”が、必死に推理して真相にたどり着けなかった高徳に対して「探偵とは何ですか?」と“探偵”に対する根本的な問いをぶつける。ここでは事件を推理するのが“探偵”なのか、それとも事件を解決するのが“探偵”なのかという問題が突きつけられる。はたして視聴者にとって“貴族探偵”は探偵と言えるのか? 探偵という存在そのものへ向けられた問いかけを楽しみつつ、麻耶ワールドを堪能していこう。

■ドラマ「貴族探偵」
原作:麻耶雄嵩
出演:相葉雅紀、武井咲、生瀬勝久、滝藤賢一、中山美穂松重豊、井川遥、仲間由紀恵 ほか
公式サイト:http://www.fujitv.co.jp/kizoku/