KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

「伊兼源太郎」のレビュー・書評

「それでも人間か」事件報道は他人の不幸を娯楽にするだけ? 事件記者が見出す答えは――

「それでも人間か」事件報道は他人の不幸を娯楽にするだけ? 事件記者が見出す答えは――

『地検のS』『巨悪』『ブラックリスト』など、骨太な社会派ミステリーで知られる作家・伊兼源太郎の最新刊『事件持ち』(KADOKAWA)は、千葉県北西部で発生した連続殺人事件を追う若い新聞記者と県警捜査一課の刑事、ふたりを主人公にした長編作品だ。 “事件…

もっと見る

東京地検特捜部が現代の日本社会に蝕む“悪”と対峙! 伊兼源太郎の最新検察ミステリー『巨悪』

東京地検特捜部が現代の日本社会に蝕む“悪”と対峙! 伊兼源太郎の最新検察ミステリー『巨悪』

今年2月に刊行された『地検のS』では地方検察庁を舞台に正義のあり方を問うたミステリー作家・伊兼源太郎。この前作に続いて6月に刊行された最新刊『巨悪』(講談社)もまた検察が題材になっている。今度は東京地検特捜部が、タイトルの通り現代の日本社会に…

もっと見る