映画「男はつらいよ」の“エピソードゼロ”がドラマ化!「寅さんの秘密がたくさん知れそうで楽しみ」と期待の声
『悪童 小説 寅次郎の告白』(山田洋次/講談社)
国民的映画「男はつらいよ」の主人公・車寅次郎の少年時代を描いたドラマ「少年寅次郎」の制作が決定。寅次郎の母役として井上真央が出演することも明らかになり、「この時代にまた寅さんの物語が楽しめるなんて!」と話題になっている。
「男はつらいよ」は、1969年から始まった渥美清主演の映画シリーズ。渥美演じる“フーテンの寅”こと寅次郎が、日本各地でさまざまな騒動に巻き込まれる人情喜劇だ。原作・脚本・監督は山田洋次が手がけ、毎回寅次郎が恋に落ちる“マドンナ”役でさまざまな女優が出演。「一人の俳優が演じたもっとも長い映画シリーズ」としてギネスブックにも登録されている。
今回制作されるドラマは、山田が手がけた小説「悪童 寅次郎の告白」が原作。寅次郎出生の秘密から始まる少年時代の物語が描かれている作品だ。
昭和11年2月26日、帝釈天の参道にある団子屋の一家は軒下に置かれていた赤ん坊を家族の一員として迎えることに。寅次郎と名付けられた少年には、やがてさくらという名の妹が生まれる。ドラマで描かれるのは、寅次郎がさく…