「怖い絵本は、理解できないものを理解しようとする想像力を育む」。一過性のブームで終わらない怖い絵本の魅力
今、子どもたちだけでなく大人も夢中にさせている「怖い絵本」。近年のブームの原動力となったのは、2011年にスタートした岩崎書店の「怪談えほん」シリーズ。人気作家たちが子どもたちを本気で怖がらせようとしている同シリーズは話題を呼び、現在第3期まで…
今、子どもたちだけでなく大人も夢中にさせている「怖い絵本」。近年のブームの原動力となったのは、2011年にスタートした岩崎書店の「怪談えほん」シリーズ。人気作家たちが子どもたちを本気で怖がらせようとしている同シリーズは話題を呼び、現在第3期まで…
ホラー小説や怪談実話を執筆するかたわら、オカルト系ノンフィクションの書き手としても活躍する加門七海さん。このほど文庫化された『お咒(まじな)い日和その解説と実際(角川文庫)』(KADOKAWA)は、数多くの文献とフィールドワークをもとに「オマジナイ…
昼間の裏鋸(撮影:加門七海) 加門七海と中野純が、今年もみなさまを闇の世界へご案内… 2015年3月14日(土)に房総半島の名闇で、怪談と闇歩きのツアーが行われる。鋸山の裏側、房州石の採掘跡の古くて新しい道を歩き、異形の景色の中で逢魔が時を体感。道…
『ぼくらは怪談巡礼団』(加門七海、東雅夫/KADOKAWA メディアファクトリー) 暑い。8月も終わりに近づいたとはいえ、気候的にはまだまだ夏真っ盛りといったところだ。 こう暑いと、つい怪談噺でも聞いて涼みたくなるもの。けど、ちょっと待った。いつも怖い…
写真提供=中野純 記念すべき『Mei(冥)』創刊号の特集は、その名が示すとおり、冥闇を楽しむという企画だ。 都会には暗がりはあっても闇はない。そこで『闇を歩く』『闇と暮らす。』など、 闇の魅力を探求し続ける作家・中野純さんに案内人をお願いし、箱根…
日本唯一の怪談雑誌『幽』の姉妹誌『Mei(冥)』Ghostly Magazine for girlsの刊行を記念して、2012年10月19日(金)東京・代官山蔦谷書店にて発売記念イベントが開催される。 同誌のコンセプトは「異界への入口」。20~40代の女性をターゲットにした怖くて…
雨上がりの夜、著者の自転車の前に飛び出してきた、掌サイズの仔猫。風邪を引いているその猫を見捨てることができず、著者は飼うことを決意する。しかし、家に連れ帰った最初の晩から、不思議な出来事が起こりはじめ――。拾い猫との怪しい日々を綴ったエッセ…