誕生日前夜、自室にこもる代わりに外出する。家族にあらぬ心配を向けられないように…/住野よる『この気持ちもいつか忘れる』②
平凡な日常に退屈し、周囲や家族とも適度な距離をとって生きるカヤ。16歳になった直後、深夜の人気のないバス停で、爪と目しか見えない少女と出会う。日常に訪れた「特別」に喜び、真夜中の邂逅を重ねるうち、カヤたちはあることに気づき――。 『君の膵臓をた…
平凡な日常に退屈し、周囲や家族とも適度な距離をとって生きるカヤ。16歳になった直後、深夜の人気のないバス停で、爪と目しか見えない少女と出会う。日常に訪れた「特別」に喜び、真夜中の邂逅を重ねるうち、カヤたちはあることに気づき――。 『君の膵臓をた…
平凡な日常に退屈し、周囲や家族とも適度な距離をとって生きるカヤ。16歳になった直後、深夜の人気のないバス停で、爪と目しか見えない少女と出会う。日常に訪れた「特別」に喜び、真夜中の邂逅を重ねるうち、カヤたちはあることに気づき――。 『君の膵臓をた…
※この記事は多少のネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。 住野よるさんの『青くて痛くて脆い』映画化を記念して、集まってくれたのは、愛知教育大学生協の読書推進サークル「きしゃぽっぽくらぶ」に所属する6名の学生たち。機関紙「きしゃぽっぽ通…
〈大学時代は、いわゆる最後の青春〉〈「社会に出る」というタイムリミットがある中で、最後の青春の間にしかできないような、「歪んだ人が何かを覆す話を書きたいな」と思いました〉――そうインタビューで語った住野よるさんの小説『青くて痛くて脆い』(KAD…
大ベストセラー『君の膵臓をたべたい』でデビューした住野よるが、作家生活5周年を迎えた。ターニングポイントとなった第5作『青くて痛くて脆い』の実写映画の公開(8月28日予定)も控えている。つい先日、小説により一層専念するため10万フォロワーのツイッ…
本気で世の中を良くしようと考えている、理想主義者で、痛いくらいキラキラしたヒロイン・秋好寿乃。彼女を演じた杉咲花の存在感と演技が、物語に大きな説得力を与えたと住野よるは言う。こちらも初対談! ――杉咲さんは以前から、住野さんの作品を愛読してら…
青くて痛くて脆い……そのフレーズを最も体現する登場人物が、小説では視点人物(「僕」)でもあった、田端楓だ。住野よるが初めて意識的に書いた「読者に嫌われる主人公」。演じた吉沢亮と、初めての対談を行った。 ――お2人は初めまして、ですか? 吉沢打ち上…
本日発売の「文庫本」の内容をいち早く紹介! サイズが小さいので移動などの持ち運びにも便利で、値段も手ごろに入手できるのが文庫本の魅力。読み逃していた“人気作品”を楽しむことができる、貴重なチャンスをお見逃しなく。 《以下のレビューは単行本刊行…