訳者の「どうしても翻訳したかった」という思いが満載!実践重視型「できる人の習慣」系の一冊
ふとけんの中での「できる人の習慣」系のベスト3に入る一冊です(ちなみにこれまでのベストは、スティーブン・コヴィーの「7つの習慣」でした)。 この類の本はアプローチや成功したいレベルはまちまちではありますが、本書をお勧めしたい理由は以下の3つです。 【その①】実践重視型で簡潔で読みやすい。しかも電子書籍としての機能特徴をうまく生かしています。これは著者はもちろんのことですが、訳者と編集者の力量の賜物でしょう! 拍手! 【その②】習慣として実践しよう!と示されていることが、とてもシンプル。「習慣の実践」が簡単かどうかは読み手によっても違うことは仕方がないにしても、少しでも始められそうに思える内容や構成になっています。 【その③】難しい行動科学や心理学が登場せず、「人は何に頼るのか」「人はどういうときに情報を記憶するのか」「人の記憶はどれくらい残るのか」といったシンプルな「人間の法則」に基づいているので、速く読み進めます。 表紙の腰巻(帯)にあるように「1時間で読める」はウソではありません。そして始まりが「習慣①:人は…