性別が、ない!ということって…どういうこと?
こんにちは、このたび新たにダ・ヴィンチ電子部のレビュアーチームの末席に加わりました、たきぐちがめ、と申します。 主に通勤時間の地下鉄の中(通信が途切れがちでネットに不向き)と出先で雨に降られた際に避難したファーストフード店や喫茶店で読書しています。よろしくお願いいたします!さてこの度ご紹介させていただきたいのは『「性別が、ない!」ということ』という書籍です。
この書籍は、著者の新井祥さんが、ご自身が半陰陽(インターセクシュアル)であることで体験経験したことを赤裸々に語るエッセイ本です。 新井さんは漫画家で『性別が、ない!』という4コマ漫画も書いておられます。私はその漫画を接骨院の待合室で読んだことがありました。 その漫画を読んで私は、待合室でケラケラ笑いながらも、自分が半陰陽やセクシャルマイノリティに関する知識が乏しかったことを実感しました。で、もっと詳しく知りたいと思ったのですが、なかなかその機会がなく。 そしてあの漫画を書いた方のエッセイがあると知り、手に取り、いや、ダウンロードしました。 半陰陽であることやセクシャル“マイノリティ”であるこ…