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「町田康」のレビュー・書評

令和に蘇った清水次郎長! 大親分へと至る黎明期と恋心を描いた痛快小説『男の愛 たびだちの詩』

令和に蘇った清水次郎長! 大親分へと至る黎明期と恋心を描いた痛快小説『男の愛 たびだちの詩』

かつて「海道一の親分」として名を馳せた幕末・明治の侠客・清水次郎長(しみずのじろちょう)。次郎長の養子であった天田愚庵による伝記『東海遊侠傳 一名次郎長物語』(1884年)をはじめ、三代目神田伯山による講談『名も高き富士の山本』、二代目広沢虎造…

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30年間毎日酒を飲み続けた作家・町田康は、いかに禁酒に成功したのか――この方法論があれば、酒がなくても生きていける!

30年間毎日酒を飲み続けた作家・町田康は、いかに禁酒に成功したのか――この方法論があれば、酒がなくても生きていける!

〈二十歳のとき、酒を讃むる歌十三首を読んで以来、大伴旅人だけを信じ、大伴旅人の言うとおりに生きてきた。(略)なにになったか、というと大酒飲みになった。〉という作家・町田康さんが30年毎日続けた飲酒を、4年前からやめてしまったのはなぜなのか。い…

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町田康が描く“面白すぎる”源義経が帰ってきた! 抱腹絶倒の一代記、第二弾

町田康が描く“面白すぎる”源義経が帰ってきた! 抱腹絶倒の一代記、第二弾

〈当時、なにか詩を貰ったら必ず詩を返さなければならず、これをしないというのは非常に失礼というか、既読スルーの七百倍くらい鬼畜なことであった〉 何のことかというと、これは平安の世の礼儀であった返歌のことである。語り手は源義経。町田康著『ギケイ…

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芥川賞受賞作ですからして芥川賞っぽい…のでしょう多分!

芥川賞受賞作ですからして芥川賞っぽい…のでしょう多分!

みなさん、お早うございますコンニチハ今晩は。もっと読解力を鍛えたい中國卓郎です。 さて、町田康さんの『きれぎれ』です。町田康さんと言えば「町田町蔵の名でバンド活動をされていた目が大きくてパンキッシュで怖い人」ってな事しか知りません。しかもそ…

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