小説の世界が著者の現実を侵すヘンテコきわまりないSF
同じ著者の「亜空間要塞」とともに70年代SFの奇書といわれている小説です。 そうやって亜空間要塞事件も終了し、どうやってかは「亜空間要塞」のレビューを読んでいただくとして、とりあえず作者の半村良も筆を置いたのであります。 自宅近くの豪徳寺あた…
同じ著者の「亜空間要塞」とともに70年代SFの奇書といわれている小説です。 そうやって亜空間要塞事件も終了し、どうやってかは「亜空間要塞」のレビューを読んでいただくとして、とりあえず作者の半村良も筆を置いたのであります。 自宅近くの豪徳寺あた…
続編の「亜空間要塞の逆襲」とあわせて70年代SFの奇書といわれた小説です。奇書というより遊書といったほうがふさわしいかと僕は思いますが、ま、ともかくあらすじです。 SF好きな4人組のひとり、山本麟太郎の叔父・浄閑寺公等が20数年の行方知れずののち…