Xのフォロワーが33万人超えのメンヘラ大学生の短編小説集。年末年始にこたつでうたた寝しながら読めるおすすめ短編小説5選
年末年始はいかがお過ごしだろうか。忙しい台所仕事の隙間時間でも、こたつでうたた寝をしながらでも読める短編小説を、2023年にダ・ヴィンチWebで紹介した本から5冊ピックアップする。 まとめ記事の目次 ●神と黒蟹県 ●猫はわかっている ●わたしに会いたい ●…
年末年始はいかがお過ごしだろうか。忙しい台所仕事の隙間時間でも、こたつでうたた寝をしながらでも読める短編小説を、2023年にダ・ヴィンチWebで紹介した本から5冊ピックアップする。 まとめ記事の目次 ●神と黒蟹県 ●猫はわかっている ●わたしに会いたい ●…
2015年で3回目を迎えたフラウ文芸大賞。女性たちに「読書のきっかけを作ってもらえたら」と創設された文芸賞である。選考するのは本の現場にいる女性たち。第3回の選考を行ったのは、書評家・藤田香織、コラムニスト・山崎まどか、フリーライター・瀧井朝世…
ピアノを弾く姉。テレビに出る母。未知の言語を学ぶ父。何もないのは私だけ。あの発作が起きるまでは――。何かが始まるとき、それはすでに終わっているのかも知れない。震災後を生きる者たちの不安/不穏を描き出す、絲山文学の極北7編。
嘘つきで、金貸し。変態で、ヒモ野郎。ボクは「自虐のサイクル」を繰り返し、のうのうと気楽に生きてきた。そして女を残して東京から逃げ出し、新潟、富山に流れ着き、生まれ故郷の呉へとさすらう。「太陽を見る」ために。生まれながらのヨソ者の哀切な彷徨…