お金が「勝手に貯まる」仕組みの作り方——「苦しい」節約はもうやめにしませんか?

暮らし

2018/8/5

『遊んでいても勝手に貯まる ほったらかし貯金術』(横山光昭/永岡書店)

 これをお読みのみなさんの中には「浪費グセが治らない」とか「家計簿をつけるのが苦手」といったことが原因でなかなか貯金ができないという方も多いのではないでしょうか。実はわたしも書籍を爆買いしてしまったり月に4~5回の飲み会でたくさんお金を使ったりして貯金はほとんどありません…。

 そんなわたしたちにぴったりの節約ハウツー本『遊んでいても勝手に貯まる ほったらかし貯金術』(横山光昭/永岡書店)を見つけたので、本稿ではそれをみなさんにご紹介したいと思います。

 本書では、「固定費を見直す」、「代替品に切り替える」、「お金の使い方を意識する」、「モノの価値を知る」、「モチベーションを維持する」という5つの貯金ワザがジャンルごとにまとめられています。さらにこれら5つの貯金ワザは、まずチャレンジしてほしいS級のワザ、効果を上げるためにやってほしいA級のワザ、より貯金額をアップさせるためのB級のワザに段階的に分かれており、無理なく取り組むことができるというのもまた特徴です。

■毎月の固定費を把握する——固定費を見直すS級ワザ

 家賃や住宅ローン、通信費、保険料など月々の生活にかかる固定費はいろいろです。これらの固定費を見直すことのほうが、食費や交際費などの変動費を見直すことよりも貯金のための近道になるようです。たしかに、毎月決まって出ていく出費を減らすことができれば、その減額の効果を維持しやすいですし、その分を預貯金に回すこともできるようになりますね。

 このように、固定費を見直すことは貯金を始めるうえでとても大切ではありますが、そもそも固定費がいくらかかっているのかをしっかりと把握できていない人がそれなりにいるようです。みなさんはこれらのお金の内訳をきちんと把握できているでしょうか。

 把握できていない人は、まず手始めにひと月分の固定費の明細書を用意し、紙に書き出してみましょう。そうすることで、「○○会員費 月額1000円」のような支払っていることも忘れている固定費を発見することができるかもしれません。こうしたムダな固定費を削って貯金に回しましょう。

■コンビニを1週間使わない―お金の使い方を意識するA級ワザ

 みなさんは1週間のうちに何回くらいコンビニに行きますか? 「えーっと…、何回行くっけ?」となる人は要注意です。実はこのコンビニに行く回数を把握できていない人は残念ながらお金はなかなか貯まりません。そんな人はまず1週間にコンビニに行く回数を数えてみましょう。そして、そのうち目的なくコンビニに入った回数や手軽さに負けてコンビニに入った回数を把握してみてください。きっとあなたの浪費パターンが浮かび上がってくるでしょう。

 コンビには便利ですが、何となくの支出も生み出します。こうしたことを防ぐために1カ月に1回コンビニに行かない週を設けてみると案外多くのお金を節約できます。だまされたと思って試してみてくださいね。

 わたしは出先でスマートフォンの充電が切れたときに、よくコンビニで1個2000円もするモバイルバッテリーを買っていました。これをやめると心に決めて行動してみるとその分のお金が貯まっているのだということを実感できるようになりました。

 本書にはここで紹介した以外にも実にさまざまな貯金術がまとめられています。それらの中から自分の生活に合ったものを組み合わせて、オリジナルの「勝手に貯まる」仕組みを作ってみてくださいね。

文=ムラカミ ハヤト