自炊疲れの方に朗報! 炊飯器のスイッチ1つで「おかず+ご飯」が同時完成する簡単レシピ【作ってみた】

暮らし

更新日:2020/4/13

「麻婆なすメシ」(本書72~73ページ)


 最後は、とろとろなすとピリ辛味がたまらない「麻婆なすメシ」。みじん切りにした長ねぎ、食べやすく切って小麦粉をまぶしたなす、豚ひき肉、みそ、豆板醤、にんにくチューブ、生姜チューブ、醤油、砂糖、酒、鶏がらスープの素、ごま油を混ぜ合わせ、15分ほど漬けておく。炊飯器に洗ったお米、水、混ぜ合わせた具材を入れて炊飯し、炊き上がったら混ぜて盛り付ければ完成。好みで小ねぎを散らす。
 
 小麦粉をまぶしたなすのジューシーさは損なわれることなく、ご飯にもしっかり味が染み込んでいて、これはクセになる味。ひき肉の種類を変えたり、なすを豆腐や大根、白菜などべつの食材に変えたりしてもおいしくできそう。

 どのメニューも、炊飯器で炊くからこそ食材がふっくらとし、出汁は無駄なくご飯に染みて、おかずとご飯の相乗効果を生みだしている。調理は炊飯器任せなので、作っている間に別のことができるのも大きなメリット。決して奇抜な食材の組み合わせではないのに、なぜ今までこの方法に気づかなかったのか…!?
 
 この『smart+mini特別編集 同時メシ』には、ほかにも「親子メシ」「エビチリメシ」「タンドリーチキンメシ」など、気になる“同時メシ”がいっぱい! 本書のレシピを一度覚えれば、応用しながら無限にレパートリーを増やすことができそうなので、もっともっと研究してみたい。

調理、文=月乃雫

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