みたらし団子、イクラ丼…グルメが謎解きのヒントに!『貴公子探偵はチョイ足しグルメをご所望です』第2弾発売にファンから歓喜の声

文芸・カルチャー

公開日:2022/4/2

『貴公子探偵はチョイ足しグルメをご所望です
『貴公子探偵はチョイ足しグルメをご所望です 魅惑のレシピは事件の香り』(相沢泉見/ポプラ社)

 高い食材が美味しいのは当たり前。けれど安い食材を美味しく調理するには、ちょっとばかりの工夫と想像力が必要、と考えている23歳の家政婦が主人公の『貴公子探偵はチョイ足しグルメをご所望です 魅惑のレシピは事件の香り』。2022年3月3日(木)にシリーズ第2弾となる同書が発売され、早くも購入者から「またこのコンビが堪能できる!」と喜びの感想が上がっている。

『貴公子探偵はチョイ足しグルメをご所望です 魅惑のレシピは事件の香り』(相沢泉見/ポプラ社)の主人公・三田村一花は貧乏家庭で育った23歳の女の子。10歳離れた妹と母に少しでも楽に生活をしてもらうため、住み込みで働ける家政婦という職についている。

 2021年11月5日(金)に発売された『貴公子探偵はチョイ足しグルメをご所望です』では、大豪邸に住む金髪の美少年・東雲リヒトの家で働くことに。王子様スマイルを見せ、紳士的なリヒトだが、母を亡くしてからというもの“食”への関心が全く湧かなくなってしまった。食事が美味しく感じられるのは、唯一“謎”を解き明かした時だけだという。

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 一花は貧乏生活で得た知恵と工夫を元に、リヒトへ“チョイ足し料理”を振る舞い、リヒトの心と胃袋を掴むことに成功。リヒトは一花の“チョイ足し”から謎を解くヒントを得て、2人はデコボココンビながらさまざまなミステリーを解決していく。

 そして今回発売されたシリーズ第2弾は、第1弾が発売された時から要望が殺到。そのため発売が予告されると、ネット上には「チョイ足し料理が謎解きのヒントになるなんて面白すぎ! 予約した2巻が待ち遠しい!」「2巻早速予約しちゃった!」「登場人物が個性的で好きな作品。早く2巻が読みたいなあ」といった歓喜の声が相次いでいた。

 第2弾でも、一花と貴公子探偵・リヒトの元には次々と謎が飛び込んでくる。謎を解き明かしつつ、執事・林蔵の秘密が明らかになったり、リヒトが私立学園に潜入したりとハラハラドキドキの展開がてんこ盛り。

 さらに今作にも、一花直伝の“チョイ足し”小ワザが惜しみなく披露されている。実際の料理に活用できるチョイ足しアイデアもチェックしながらミステリーを堪能できるだろう。

 読了した人からは、「チョイ足しがどれも美味しそう! 家でもやってみます!」「家政婦の一花と雇い主の美少年探偵リヒトのコンビにすごくハマる! 面白い!」「やっとお迎えできましたー! ゆっくり世界観を楽しみます!」「色々な事件が起こったり、リヒトの義理の兄が登場したり、ストーリーが面白い!」などと大好評を博しているようだ。

 なお、シリーズ2作目『貴公子探偵はチョイ足しグルメをご所望です 魅惑のレシピは事件の香り』に登場するチョイ足しグルメのラインナップは以下の通り。

チョイ足し一品目 みたらし団子三変化
チョイ足し二品目 キラキラふっくらイクラ丼
チョイ足し三品目 時短で染みウマ! 大根の浅漬け
チョイ足し四品目 心がホッ! ホットミルクinきなこ棒

 実際に、著者の相沢泉見さんが試作したのがこちら!

みたらし団子三変化
ゆずぽんをいれて、キラキラふっくらイクラ丼

 謎解きと“チョイ足しグルメ”が同時に楽しめる本作。一花とリヒトの絶妙な掛け合いや、目の裏に情景が浮かぶほど細かな文章表現に注目しながら、読書を楽しんでみてほしい。

写真提供:相沢泉見

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