「まつもとあつしのそれゆけ! 電子書籍」第12回 電子書籍端末超活用法

2012/6/20

電子書籍にまつわる疑問・質問を、電子書籍・ITに詳しいまつもとあつし先生がわかりやすく回答! 教えて、まつもと先生!




ちば :まつもとさん! まつもとさん!

まつもと :は、はいはい。どうしました?

ちば :突然ですが、今回は私が先生です!

まつもと :は? え?

ちば :いや、電子書籍について私もこれまでだいぶ勉強しました。今日はその成果をお目に掛けたいと思いまして。

まつもと :おおー。では、今日は僕が聞き役に回りますね。で、お題は?

ちば :じゃじゃーん。「電子書籍端末を本を読むこと以外に活用する」です!

メルマガを電子書籍端末で読む!

まつもと :電子書籍端末なのに、読書以外とはこれいかに……。

ちば :ふふ、まつもとさん、固定概念は捨て、視野は広く持たなければなりません。

まつもと :……。

ちば :では、まず活用法その1です。「メルマガを電子書籍端末で読もう」

まつもと :あ! あれか、津田さんを取材したときの。

ちば :そうです。ながーいメルマガも電子書籍端末で読めば読んでしまえることをわたしも再確認しました。その方法をおさらいしましょう。

まつもと :津田さんの週刊メルマガ、えらい量がありますからね……。先週は8通に分割されてやってきて、途中で挫折してしまいました。メールベースだと、他の仕事の連絡メールを受信したりすると、ついそちらの対応を優先しちゃって、「あれ? メルマガどこまで読んだっけ?」となったりして……。



ちば :そこで、EPUBの活用ですよ。せっかく津田さん直々に教えてもらったんだから実践しなくちゃ! この図にもある、「※EPUB在中」というメールを開けばOKですよ。あとは無視しちゃってOK!



まつもと :このURLにユーザー名とパスワードを使ってアクセスするとEPUBがダウンロードできる、ということでしたね。

ちば :そうです。パソコンでもアクセスできますが、おすすめはiPadやスマートフォンでのダウンロードです。iPad、iPhoneならiBooksといった具合にEPUBビューワーでそのまま開いて読むことができますから。







まつもと :うわー! ホントだ読みやすい。目次とか脚注もリンク張られてるし! というか、ページ数見てびっくりですよ。毎週300ページ近いメルマガになってるんだ。すごいな……。

ちば :週刊誌かそれ以上のボリュームがありますよね。そりゃ、編集も大変だなあと同じ編集者の立場からも思います。でも、これなら読めそうでしょ、まつもとさん。

まつもと :たしかに。読むのを中断してもしおりを設定しておけばいいですもんね。

ちば :いっそ、はじめからEPUBで販売してもいいんじゃないかしら、と思っちゃいます。

まつもと :パブーさんなどはそのアプローチですよね。とはいえ、定期購読の仕組みが各プラットフォームでまだ整わない中では、伝統的なメルマガという手法がいいんでしょうね。僕みたいにEPUBで読むところまで気が回らない人もまだまだ多いでしょうし。
 あとはGmailを使っていると、メールだとキーワード検索に引っかかってくれる、というメリットもありますよね。とはいえ、日本語対応が十分ではないともされるiBooksとこんな風に連携できるというのは国際標準フォーマットのEPUB3.0の強みを再認識する思いです。

ちば :津田さんへのインタビューでは、有料メルマガは電子書籍が一般化する前の形態という指摘もありましたね。せっかく電子書籍端末を持っている人は、体験してみない手はないと思いますよ、ね、まつもとさん!

まつもと :は、はい。(なんか調子狂うなあ)