読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ

さいごの毛布 (角川文庫)

さいごの毛布 (角川文庫)

さいごの毛布 (角川文庫)

作家
近藤史恵
出版社
KADOKAWA
発売日
2016-10-25
ISBN
9784041046074
amazonで購入する Kindle版を購入する

さいごの毛布 (角川文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

小梅

戌年に犬本1冊目。 老犬ホームで働くことになった智美。このような施設は本当に必要だなと思う。様々な事情で犬を預けなければならなくなった人、それぞれに事情がある。でも最後まで一緒に暮らせるのが理想だよね。人間も一見元気な明るい人にだって悩みもある。みんなそれを乗り越えて行きていくんだね。 先に明るさが見えた所で終わって読後感も良かったです。

2018/01/10

あも

ワンコ大好き近藤さんのワンコ愛を感じる一品。何らかの事情で飼えなくなった犬を月4~5万で預かる老犬ホームに住み込みで働くようになったコミュ障の智美が仕事を通じてちょっと成長する話。地味!だけど良い話!解説にある通り、感動感涙の巨編やスリル満点のサスペンス、驚愕のミステリだけ読んでたら疲れちゃう。そんな時にじんわり心に染みるような小説にも確かに価値がある。舞台が舞台なので、智美と一緒に飼い主の無責任さに憤ったりしたが、これまた智美と共に、一面的な物の見方を諫められたりもする。地味ながら味わい深い1冊だった。

2018/08/22

まこみん

人付き合いが苦手で人間関係が上手く取れない主人公、智美。家族からも離れ、就職もままならなかった処、老犬ホームの住み込みの仕事を紹介され、不器用ながらも自分の居場所を見付け出していく。オーナー麻耶子がこのホームを始めた理由や自身の過去、共に働く碧の恋愛の縺れ問題、便利屋の灰原との関わりと、只のほのぼの成長物語でない処が、近藤さんらしい。でもやっぱりこの本の魅力は預けられている犬達の一つ一つの動作や表情が目に見える様で、読んで共に切なく楽しくなった。表題で悲しいラストも覚悟したけれど、読後感は良かった。

2019/01/12

えりこんぐ🐤

飼い主と暮らせなくなった犬を預かる老犬ホーム。事情は様々だけれど、預けたからといって愛情がないわけではない。わんこは飼い主がほんとうに大好きなんだなぁ(´-`) 犬たちのかわいさがよくわかる一冊。オーナーと従業員がみんな重い事情を抱えていて..という部分が近藤さんぽいのかな。ほのぼのだけではない話だった。

2018/12/03

菜穂子

自分に自信が持てず友達や家族とも軋轢を感じていた智美が、家を出て老犬ホームで働くことになる。そこで犬と飼い主の絆や、犬やスタッフと触れ合うなかで、徐々に自分自身を認められるようになっていく。幼い子供のような犬たちの可愛さ、動物と暮らすことは大変さもひっくるめて、人を成長させてくれると思えた。

2018/02/01

感想・レビューをもっと見る