2016年に映像化してほしいエンタメ小説10選!
加藤シゲアキ著『ピンクとグレー』や夢枕獏著『神々の山嶺』(ともにKADOKAWA刊)など、2016年も人気小説を実写化した映画・ドラマの公開&放映が目白押しだ。そこで本とコミックの情報誌『ダ・ヴィンチ』2月号の「注目の新刊情報」から、今年映像化してほしいエンタメ小説10作品をセレクトして紹介。どれもキャラクターの魅力とストーリーの面白さを兼ね備えた作品なので映像化にぴったり! ドラマに最適のミステリーあり、爽やかな青春ものあり、共感必至のお仕事小説あり……。キャストを思い浮かべながら読んでみるのも一興だ。
『白日の鴉』(福澤徹三/光文社)
身に覚えのない痴漢の罪を着せられ、必死に逃走した製薬会社のMR・友永。彼を逮捕した将来に不安を抱く新人巡査の新田。国選弁護と年金で暮らす、偏屈者の老弁護士・五味。さびれた街に暮らす3人の男が、有罪率99・98%の壁に挑む。手に汗握る傑作警察小説。
『おとめの流儀。』(小嶋陽太郎/ポプラ社)
中学生になったさと子が入部したのは、美人だけど変わり者の2年生・朝子しか部員がいない「なぎなた部」。早速部員集めに奔走し、…