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福澤徹三

職業・肩書き
作家
ふりがな
ふくざわ・てつぞう

プロフィール

最終更新 : 2022-02-16

1962年福岡県生まれ。2000年『幻日』(文庫化タイトル『再生ボタン』)でデビュー。08年『すじぼり』で第10回大藪春彦賞を受賞。ホラー、怪談実話、クライムノベル、警察小説などで幅広く活躍。

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2016年に映像化してほしいエンタメ小説10選!

2016年に映像化してほしいエンタメ小説10選!

 加藤シゲアキ著『ピンクとグレー』や夢枕獏著『神々の山嶺』(ともにKADOKAWA刊)など、2016年も人気小説を実写化した映画・ドラマの公開&放映が目白押しだ。そこで本とコミックの情報誌『ダ・ヴィンチ』2月号の「注目の新刊情報」から、今年映像化してほしいエンタメ小説10作品をセレクトして紹介。どれもキャラクターの魅力とストーリーの面白さを兼ね備えた作品なので映像化にぴったり! ドラマに最適のミステリーあり、爽やかな青春ものあり、共感必至のお仕事小説あり……。キャストを思い浮かべながら読んでみるのも一興だ。

『白日の鴉』(福澤徹三/光文社)

 身に覚えのない痴漢の罪を着せられ、必死に逃走した製薬会社のMR・友永。彼を逮捕した将来に不安を抱く新人巡査の新田。国選弁護と年金で暮らす、偏屈者の老弁護士・五味。さびれた街に暮らす3人の男が、有罪率99・98%の壁に挑む。手に汗握る傑作警察小説。

『おとめの流儀。』(小嶋陽太郎/ポプラ社)

 中学生になったさと子が入部したのは、美人だけど変わり者の2年生・朝子しか部員がいない「なぎなた部」。早速部員集めに奔走し、…

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アウトロー作家・福澤徹三が一番怖いものとは!? | 夏のホラー部第7回

アウトロー作家・福澤徹三が一番怖いものとは!? | 夏のホラー部第7回

 幽霊、狂気、殺人、暴力、事故に病気――。この世にあふれる“忌まわしい”実話をひたすら蒐集し、ホラー好きを震えあがらせてきた本がある。その名も『忌談』(KADOKAWA)。ホラーやアウトローものの名手として知られる作家・福澤徹三さんが、2013年から書き継いできた実話シリーズだ。この夏、シリーズ最終巻『忌談・終』が刊行されたのを記念し、リアルな恐怖を生み出すバックグラウンドに迫った。

福澤徹三さん

――“忌まわしい”実話を集めた本というコンセプトはどこから? 福澤:最初は担当編集者から「風俗や裏社会といった、アンダーグラウンドな業界の怪談を集められませんか」という提案があったんです。企画は面白いんですが、取材範囲が限られるだけに、怪談実話よりも事件や暴力といった“人間が怖い”系の話が多くなる。苦肉の策として、怪談実話だけでなく、生理的に厭な話も収録することにした。全体に“忌まわしい”というくくりで、それが「忌談」の由来です。

――1巻目は「裏ビデオ」とか「禁区」とか、一度読んだら忘れられないトラウマ級のエピソード満載です。 福澤:ああいう…

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注目の新刊 『もうブラック企業しか入れない 会社に殺されないための発想』 ダ・ヴィンチ2014年2月号

注目の新刊 『もうブラック企業しか入れない 会社に殺されないための発想』 ダ・ヴィンチ2014年2月号

市場経済が激化するにともない、多くの企業が「ブラック」化。消耗品のように扱われた従業員は、過労死や自殺に追い込まれている。ブラック企業に殺されないためには、どんな対策を取ればいいのか? 人気作家が自らの経験をもとに提言する、これからの生き方、働き方。

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注目の新刊 『灰色の犬』 ダ・ヴィンチ2013年11月号

注目の新刊 『灰色の犬』 ダ・ヴィンチ2013年11月号

冤罪で追いつめられた警察官の父。職を失い、多重債務に苦しむ息子。組織から見放された暴力団幹部。3人の人生が崩壊しかけていた——。圧倒的なリアリティと容赦ない描写で読者を掴んで離さない最底辺警察小説。『東京難民』が映画化される著者の最新作。

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注目の新刊 『忌談』 ダ・ヴィンチ2013年9月号

注目の新刊 『忌談』 ダ・ヴィンチ2013年9月号

格差社会の拡大によって、日常がアンダーグラウンド化した現代。生半可な怪談実話では満足しない読者に向けて集めた、コンビニやビデオショップ、カラオケボックスなど、身近な場所で起きた怖い話や不可解な話の数々。すべて実話に基づいた、全37話の“忌まわしい話”。

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注目の新刊 『死に金』 ダ・ヴィンチ2013年5月号

注目の新刊 『死に金』 ダ・ヴィンチ2013年5月号

金になることなら何にでも手を出し、5億は下らない財産を貯め込んだ男・矢坂。彼が死病に倒れたとき、財産を狙う者たちが次々と病室を訪れる――。矢坂はどこに大金を隠し、それを何のために使おうとしているのか。衝撃のラストまで目が離せない傑作ピカレスク・ロマン。

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草食系男子がタイムスリップした1979年はヤンキー天国!

草食系男子がタイムスリップした1979年はヤンキー天国!

 待ち合わせで10分ほど遅れそうなとき、ケータイで連絡するのが今では常識。だけど、ケータイが広まる90年代半ばまでは誰もそんな便利なアイテムは持っておらず、すれ違いも多かった。好きな子に告白するにしても、今ならメールがあるけれど、昔は手書きのラブレター。ケータイやインターネットの登場後、恋のすれ違いも小説にしにくくなったのではないだろうか。

 『俺たちに偏差値はない。ガチバカ高校リターンズ』(福澤徹三/徳間書店)は、2013年の高校生が1979年にタイムスリップする物語。他界した父の故郷である北九州を訪れた主人公・百鬼悠太は、父の勉強机で宝の地図らしきものを発見する。その場所には古い井戸があり、主人公はケータイを井戸に落としてしまう。なんとか拾おうとしたところ、あやまって井戸に転落。目を覚ましたとき、そこは見覚えのある父の部屋だった。しかし、何もかもが新しくなっている。祖母は若返っていて、悠太を若き日の父・剛志郎と思い込んでいるのだ。わけもわからぬまま、悠太は高校生の父に代わって1979年を過ごすことに。

 ヒマさえあればケータイをいじり、肉が嫌い…

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注目の新刊 『俺たちに偏差値はない。―ガチバカ高校リターンズ』 ダ・ヴィンチ2013年2月号

注目の新刊 『俺たちに偏差値はない。―ガチバカ高校リターンズ』 ダ・ヴィンチ2013年2月号

16歳の平凡な少年、百鬼悠太は亡父の実家へ帰省した翌日、ひょんなことから1979年にタイムスリップ、父の剛志郎として高校へ通うはめになる。しかしそこはリーゼントとパンチパーマの巣窟。ヤンキーが支配する恐怖の世界だった。昭和が蘇る青春グラフィティ!

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「福澤徹三」の本・小説

忌み地 弐 怪談社奇聞録 (講談社文庫)

忌み地 弐 怪談社奇聞録 (講談社文庫)

作家
福澤徹三
糸柳 寿昭
出版社
講談社
発売日
2020-07-15
ISBN
9784065203859
作品情報を見る
忌談 終 (角川ホラー文庫)

忌談 終 (角川ホラー文庫)

作家
福澤徹三
出版社
KADOKAWA
発売日
2015-06-20
ISBN
9784041029411
作品情報を見る
すじぼり (角川文庫)

すじぼり (角川文庫)

作家
福澤徹三
岸和田 ロビン
出版社
KADOKAWA
発売日
2009-07-25
ISBN
9784043834044
作品情報を見る
忌み地 屍 怪談社奇聞録 (講談社文庫)

忌み地 屍 怪談社奇聞録 (講談社文庫)

作家
福澤徹三
糸柳 寿昭
出版社
講談社
発売日
2023-08-10
ISBN
9784065327876
作品情報を見る

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