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君の背中に見た夢は

君の背中に見た夢は

君の背中に見た夢は

作家
外山薫
出版社
KADOKAWA
発売日
2024-01-30
ISBN
9784047378193
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お受験小説の魅力に迫る!『君の背中に見た夢は』著者・外山薫×教育ジャーナリスト・おおたとしまさスペシャル対談

 ますます過熱の一途を辿る中学受験。ブームの盛り上がりを受け、中学受験に関連した小説も次々と刊行されています。中でも2023年は、教育ジャーナリスト・おおたとしまさ氏が中学受験を目前に控えた3組の親子の姿を濃密なタッチで描いたセミフィクション『勇者たちの中学受験』(大和書房)、そしてX(旧Twitter)で話題の“タワマン文学”から誕生した外山薫氏の長編小説『息が詰まるようなこの場所で』(KADOKAWA)は大きな反響を呼びました。このたび、その著者ふたりによる対談をお届けします。

 おおた氏が2023年11月に発売した『中受離婚 夫婦を襲う中学受験クライシス』(集英社)の書評を外山氏が執筆するなど、かねてから交流のあった両氏。ふたりが考える「受験の本質」と「受験期における夫婦の関係」とは。外山氏の話題の新刊小受(小学校受験)小説『君の背中に見た夢は』(KADOKAWA)についても、たっぷりと伺いました。

「子のためなら夫婦の優先順位を下げてもOK」と思い込んでしまう ——2024年1月30日発売の新刊『君の背中に見た夢は』では、小学校受験を取り上げ…

2024/1/30

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君の背中に見た夢は / 感想・レビュー

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よつば🍀

ザ・お受験小説。小学校受験に挑む娘と、その母親を中心に描いた家族小説でもある。母親は仕事をバリバリこなしながら二人の子どもの育児と家事に明け暮れる日々。夫は非協力的。そんな状態で、時間とお金と体力を搾り取られながら、受験の大海原へと進んでいく。片方が必死にオールを漕いでも片方がサボっていればバランスが崩れ、家族もろとも転覆する恐怖。若干六歳にして親の期待に応えようと頑張る娘。ギクシャクしていく家族関係。小学校受験を否定するつもりはないけれど子どもが子どもでいられる間くらいは笑顔で過ごして欲しいと切に願う。

2024/03/11

mitubatigril

東京に住むそれなりにマウント取れるような位置にいる働くママが友人の言葉から小学受験に挑んでいく。 よくあるパターンはドラマとかで観たりした余り優秀でもなく受験なんて考えた事ない家族が頑張って挑む姿を見せているけど この作品では受験して行く様子が一般的にある風景のように感じられた。以外に楽しくてスラスラ読み終わった。

2024/03/25

雪丸 風人

小学校受験へ見事な一石を投じた作品。主人公は流され「お受験沼」にはまっていくワーキングマザーです。娘の受験が生活の全てになっていくなかで、幸せだったはずの家族に思わぬ綻びが生じていきます。共感したわ~。子どもの成績が親の自己肯定感を左右するくだりや、歪んだ自尊心が垣間見える部分など、私にも身に覚えのある狂気が描かれていました。親が何かの信者のように受験にのめり込むさまは衝撃的で、こだわり、焦り、葛藤などはリアルそのもの。思わず「それ、解ります!」って叫びたくなるほどでしたよ。(対象年齢は14歳以上かな?)

2024/05/06

ぷく

読み友さんの登録から知った本。小学校受験に向かって走る母娘。塾の主催者から受験に向いていると云う評価や一緒に学ぶ子ども達より優れている部分に気づき優越感に浸り熱を帯びてくる母。父(夫)がいつも後ろから意見をいう。世に言うお腹を痛めて産んだ我が子、の感覚は母親だけが判ることなんだなと改めて感じてしまった。

2024/03/10

山のトンネル

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2024/01/30

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