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屋上の道化たち

屋上の道化たち

屋上の道化たち

作家
島田荘司
出版社
講談社
発売日
2016-04-26
ISBN
9784062199988
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屋上の道化たち / 感想・レビュー

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徒花

うーん。ホラー小説のような装丁のミステリーを読んでいるかと思ったら、じつはコメディだった……というオチ。トリックがヘボでご都合主義なのはまだ許せるが、きちんと全部解明してくれないのはひどい。「本格ミステリーの醍醐味、ここにあり!」って、それもギャグかな? 島田先生本人がかなりふざけて書いている感じがある。でもちょっとこいつは、ふざけすぎなんじゃないのかなぁ。よほどのファンでない限り、2000円も出して購入する価値はないだろう。

2016/05/30

starbro

島田荘司は新作中心に読んでいる作家です。御手洗潔シリーズ50作目の記念作品ということですが、ここ数年読み始めたばかりの島田荘司初心者のため、シリーズ2作目です。50作を読んでいるマニアの方には物足りないのかも知れませんが、それなりに楽しめました。グリコ・森永事件等も絡めて、もう少し先が読めない展開だったらより良くなったんじゃないでしょうか?

2016/06/07

勇波

近年まれに見る衝撃…違う、『笑撃』作!登場人物は「道化」じゃなく真性のバカばっか。。前作の星籠から石岡君を始め出てくる奴らホントにバカばっかし。。そんでもって物語が雑すぎる。初期の頃物語にあった悲壮感が全くない。痴漢で追われて、その途中でお腹痛くなって、駆け込んだトイレが女子トイレ。。そんなんありっすか?こりゃ御手洗さんが日本から出て行ったのも仕方がないね★

2016/04/30

W-G

王道な国内本格ミステリが読みたいと思ってた時に本屋で見かけて即購入。御手洗シリーズで石岡君も出てきて馬車道時代の話。まさに王道国内本格ミステリ。期待値かなり高かったのですが・・・。ちょっとこれは・・・。中編や短編なら許せない事もないかもしれませんが・・・。屋上と看板や周囲のビルとの位置関係も把握しづらい。まぁまた文庫になるまでに修正されていくんだろうけど、それだと待ちきれずにハードカバーで買った人は損した気分になりますよね。御手洗シリーズ、占星術や暗闇坂系統の作品を熱望します。

2016/05/01

NADIA

自殺する理由のない4人の銀行員が立て続けに屋上から墜落死をする謎を御手洗潔が鮮やかに解決する。例によってかなり強引な真相だが、それはすでに想定内なので良しとする(^^;; だが「32歳であせりまくり、誰でもいいから結婚したがる銀行員OL」の描き方はかなり島田さんの女性に対する偏見を感じる。

2017/12/03

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