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若様とロマン

若様とロマン

若様とロマン

作家
畠中恵
出版社
講談社
発売日
2016-04-21
ISBN
9784062200257
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若様とロマン / 感想・レビュー

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いつでも母さん

シリーズ最新刊!なんだか青春だなぁ。けれど時代は戦争の影が忍び寄ってきて・・皆のこれからが心配ではある。今回、まさか沙羅も行ってしまうとは思わなかったよ・・勿論続編ありでしょうね。畠中作家、どんな結末を練っているのだろうか?たのしみでもあるが、出来るならハッピーエンドを期待したいなぁ。

2016/05/21

ちはや@灯れ松明の火

時の流れが人の生きる道を大きく変えても人の営みは然程変わらない。佳き婿がねとは言えない若様組に降って湧いたような集団縁談、世が世ならお家の為に、そして今は戦回避の為に、嫁御を娶る定めからは結局逃れられない。女学校運動会、川開き、百花園、居留地、腕っぷしと心意気を試すが如く見合いと共に起こる騒動。そっぽ向く神あればほほ笑みかける神もあり縁は異なもの味なもの。速まる時の移ろいにやがて明治も古となり、共に生きた友が進む先は遠く離れていく。時の流れに呑まれても魂までは手放さぬと誓って一歩を踏み出した己だけの道。

2016/09/19

nyanco

若様シリーズ第三弾、どうして「ロマン」と思ったらラブロマンスが連発。紗羅の父・成金の小泉、開戦派に対抗するために味方を増やそうとする。その方法が「若様たちのお見合い」だとは!?若様たちのお相手は、小泉が味方につけたいと思っている相手のお嬢様たち。お嬢様たちが思っていたよりも皆さん、活動的で進歩的。自分たちの想いで行動する姿、素敵。若様たちは上司の意向に逆らえないものなんですね。縁談がまとまる者、一目惚れしたものの…な者もいたり、若様同志でのライバル意識も良い感じに影響して、お見合いが進んでいきました。続→

2016/05/18

たんぽぽ

相変わらず若様たちは生き生きと個性的。 長瀬、園山ペアが目立っていた若様組ですが、今回はそれ以外の若様にもスポットが当たっていて楽しかった。 あまり目立たなかった小山、小沼ペアに幸せになって欲しいものです。 若様たちには、きちんと教育を受けた者の分別や矜持を感じます、馬鹿騒ぎをしても品があるのがいいですね。

2016/06/07

hirune

若様組の巡査たちのお見合い大作戦の騒動記。しかし色々な面倒ごとの解決を押し付けられて てんやわんや(笑)お見合い自体 良いように押し付けられたものだしなぁ😓しかも後半は沙羅の父 小泉成金さんはただの親バカに成り下がって娘に振り回されて 若様組にとばっちりがガンガンくるし。沙羅が一番自立して男前でしたね!若様たちは頭はいいし 腕っ節は強いし 度胸はあるし 心根も優しい…婿としていい物件だと思うけどな、薄給だけどね☆

2019/03/25

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