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レベレーション(啓示)(3) (モーニング KC)

レベレーション(啓示)(3) (モーニング KC)

レベレーション(啓示)(3) (モーニング KC)

作家
山岸凉子
出版社
講談社
発売日
2017-12-21
ISBN
9784065106198
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レベレーション(啓示)(3) (モーニング KC) / 感想・レビュー

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澤水月

表紙の通り怒濤の快進撃、痛快そのもの…しかしジャンヌ17歳、人生の絶頂という地の文の恐ろしさ。フランスからは白く輝く聖女、しかしイギリスからは魔女そのもの…結末は誰もが知るものだけにこの後が恐ろしくてたまらない。神の声は本当に「善き」声なのだろうか…ジャンヌにとって。

2018/01/04

neimu

史実に基づくものの絵に美しさはなく、ストーリーありきが辛い。ファンは慣れているが、この絵柄では、歴史的な知識や興味関心がなければしんどい。恐れ崇められ、魔女と罵られ、様々な場面で超人的な力を発揮するジャンヌ。畏怖は懐疑と表裏、勝利と敗北、神聖と卑属、忠節と裏切りは切り離せない。欲得と思惑に、ジャンヌの純粋な気持ちが絡み合い、空回りし、悲劇へと向かう、このあと、ランスの戴冠式の場面になるのだろうが、利用価値のなくなった、聖女としての存在が、どのように貶められていくのか。読みたいが読みたくないような気持ち。

2017/12/23

アーちゃん

年に一度のお楽しみのようになってきた山岸凉子さんのジャンヌ・ダルク。多少価格が上がっても良いので、カラーページはカラーのまま読みたかったです。戦うジャンヌの決めコマは、正に厩戸王子欧米女性版と言って良いほどの迫力で、読了後も頭がぼーっとなってしまうほど。ラ・ピュセル(ジャンヌ)の次巻の活躍がが今から楽しみです。来年ですが。

2017/12/22

きんぎょっち

ジャンヌ・ダルクをキリスト教圏の人間が映画などの作品にするのは、宗教と国が絡んでいるため非常に難しい。それを異教の日本人が作品にすると、どうなるのか。宗教的には浅い描き方になって「奇跡の少女」部分ばかりクローズアップするんだろうなぁ、とぬるく考えていましたが、作品化したのは天下の山岸涼子氏。そんなオタクや素人っぽい作品にはならないのでした。あの絵で戦闘シーンはどうなるのか…と案じてもいましたが、変わらぬ「いつもの山岸涼子流」戦闘シーンを貫いてくれました。大変おみそれ致しました…。

2018/02/28

honoka

快進撃ターン。ジャンヌが本当に「行け」「急げ」という神の声を聞こえてここまでしたなら…史実上の結末まで目が離せない。

2017/12/26

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