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MMT 現代貨幣理論とは何か (講談社選書メチエ)

MMT 現代貨幣理論とは何か (講談社選書メチエ)

MMT 現代貨幣理論とは何か (講談社選書メチエ)

作家
井上智洋
出版社
講談社
発売日
2019-12-12
ISBN
9784065182048
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MMT 現代貨幣理論とは何か (講談社選書メチエ) / 感想・レビュー

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Sam

何回か挫折したままになっていたが、頑張って完読。ようやく輪郭が掴めた気がする。当初クルーグマンを始め著名な経済学者からキワモノ扱いされ風前の灯かと思いきやいまでも論争は続いているようだ。最も論議を呼んだ「財政的な予算制約はない(いくら財政赤字になっても構わない)」という主張については筆者も完全には合意しないとしつつも一定の政策含意を認めている。元日銀理事・早川英男氏の「MMTの最大の弱点は会計論に終始していて価格(金利)とか均衡といった経済学の基本的な道具立てを欠く点にある」という評価はその通りと思った。

2021/07/27

みのくま

MMTは、赤字国債まみれで暗い未来を予見する事しかできない現代日本に生きるぼく達の救世たり得るのか。それともただの願望なのか。本書を通読すると、個人的にはMMTに説得力を感じる所があった。特に国家は永続的に存続する事がデザインされており、「債務」を全額返す必要がないという発想には胸を打たれた。この事は貨幣論に留まらず、資本主義や国民国家の謎にまでリーチできるパースペクティブを有する重要事だろう。そしてその基底部には一神教的な終末論と深く結びついている。ぼく達は終末を先送りにする事で永遠を享受しているのか。

2021/04/14

トラ

MMTについて理解を深めたいと思ったので読みました。MMTについての説明が分かりやすく要点を押さえていたように感じました。人に説明できるくらいにはなりたいと思いますが、それがなかなか難しい……。ただ、後半部のベーシックインカムについてはMMT理論とは合わないような気がしました。

2020/01/26

バルジ

何かと話題のMMTに関する案内書。専門外の者でもその大枠を掴むことか出来る。本書において驚かされたのは経済学における「学派」への異常な拘りであろう。「主流派経済学」という用語が頻出するが、ここまで〇〇派として互いに批判しあうと言うのは中々の村社会という感がある。主流派から見ればMMTなぞ異端学説であるが、そのMMTの説には一定の説得力があるように思える。

2021/07/11

伊藤直起

この手の題名だと、MMT信者がMMTを語っていることが多いが本書は俯瞰して見ており、全否定でも全肯定でもなく、新古典派などと比べながらその論を確認している。

2020/09/20

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