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署長シンドローム

署長シンドローム

署長シンドローム

作家
今野敏
出版社
講談社
発売日
2023-03-08
ISBN
9784065297803
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署長シンドローム / 感想・レビュー

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starbro

今野 敏は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 竜崎の後任、美貌の藍本署長の物語、ユーモア警察小説でした。究極の美はパワーを持つのでしょうか❓ エジプトの女王クレオパトラや光源氏も同様かも知れません。本作のシリーズ化を希望します。 https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000370450

2023/04/13

旅するランナー

大森署の新署長は絶世の美女。藍本署長に会うために、お偉いさんたちが馳せ参じる。迷惑こうむる貝沼副署長の視点で、羽田沖での国際密輸事案の共同捜査が描かれます。やはり、署長の晴明な美貌と明瞭な指示が魅力的で、新たな最終兵器を手に入れたようです。

2023/05/29

いつでも母さん

大森署に竜崎の後任として藍本小百合新署長がやって来た!このキャリアの藍本署長が面白い。先ずは見た目で人々を魅了するのだ。美貌よ!(「ったく、男って‥」という私の心の声が漏れてませんか?)そして、それだけじゃ無くて竜崎とは違うのに、気がついたら術中にハマってるというかデキるのだ。まぁ、それはこれからオイオイと浸透してゆくに違いない(笑)これはコメディ?って感じでもあるが、副署長・貝沼の立ち位置が気の毒でもあり、私にはツボでもある。面白いシリーズの幕開けですよね?もっと読みたい。

2023/04/09

ノンケ女医長

竜崎警視長の後任が登場。表紙に描かれた藍本小百合警視正は、署長室の扉をノックする相手に「はあい」と返事する。方面本部長や管理官、警察を地方公務員だと蔑視し続ける厚労省麻薬取締官たちの表情と態度を、一気に懐柔する魅力に溢れている。どうやら判断力や行動力にも富むようだ。隠蔽捜査シリーズを愛読してきた立場からすると、副署長・貝沼悦郎警視がどんなに庇ったとしても、新署長の成功は美貌と運に支えられただけなのではと感じた。藍本が他省庁の女性キャリアと対決する構図だったら、もっと鬼気迫る修羅場が読めたような気がする。

2023/04/01

KAZOO

「隠蔽捜査」シリーズのスピンアウト作品と思えるのですが、今野さんにしてはギャグかコミックのような感じがしました。大森警察署の後任署長のやり取りを副署長の目から見た物語です。組織犯罪対策部長や方面本部長、本部の課長、あるいは厚生省の麻薬取締官が根こそぎ骨抜きになってしまうというありえない話です。この中で唯一面白いと感じたのは、初めて強行犯係に配属された新人刑事の性格とその特殊能力でした。

2023/12/28

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