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櫛木理宇

職業・肩書き
作家
ふりがな
くしき・りう

「櫛木理宇」のおすすめ記事・レビュー

『そして、バトンは渡された』『蜜蜂と遠雷』など、50%ポイント還元キャンペーン対象の小説10選【Amazon Kindle本】

『そして、バトンは渡された』『蜜蜂と遠雷』など、50%ポイント還元キャンペーン対象の小説10選【Amazon Kindle本】

 Amazonでは、2022年5月26日(木)23:59まで、キャンペーン対象の電子書籍を購入すると、50%がポイントで還元される「Kindle本ポイントキャンペーン」が開催中だ。そこで本稿では、編集部が選んだ「小説・文芸」ジャンルの10作品をご紹介していきたい。

※本ページで紹介する情報は、2022年5月18日18時現在のものです。商品情報や価格等の変更の場合もございますので、詳細はAmazonの販売ページにてご確認ください

『そして、バトンは渡された』(瀬尾まいこ/文藝春秋)

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次々と洗脳されてゆく家族 衝撃の“一家乗っ取り”サスペンス/『寄居虫女』櫛木理宇

次々と洗脳されてゆく家族  衝撃の“一家乗っ取り”サスペンス/『寄居虫女』櫛木理宇

 タイトルは「ヤドカリオンナ」と読む。縁もゆかりもない家庭に言葉巧みに入りこみ、洗脳し、服従させ、暴虐のかぎりを尽くして去ってゆく、まさにヤドカリのような女性犯罪者・山口葉月の恐怖を描いたサスペンス長編である。

櫛木理宇 くしき・りう●1972年、新潟県生まれ。2012年『ホーンテッド・キャンパス』で第19回日本ホラー小説大賞読者賞、『赤と白』で第25回小説すばる新人賞を受賞してデビュー。「ホーンテッド・キャンパス」は現在第6作まで刊行されている大人気シリーズ。他の作品に『避雷針の夏』など。

「日本って知らない人が家庭に入りこんでくることが、まずないじゃないですか。その分、一度入りこまれてしまったらもろいと思うんです。家に入れるからには入れるだけの理由があって、その時点で心を許してしまっている。海外の有名なシリアルキラーより、日本人にはこういう犯罪者の方が身につまされて、怖い気がするんですよ」

と、作品テーマである“一家乗っ取り”について分析した櫛木理宇さん。こうした犯罪を絵空事と切り捨てるわけにはいかないのは、よく似た事件が現実に起こっているから…

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第19回日本ホラー小説大賞 読者賞『ホーンテッド・キャンパス』櫛木理宇インタビュー

第19回日本ホラー小説大賞 読者賞『ホーンテッド・キャンパス』櫛木理宇インタビュー

 「大賞ではなかったものの、読者に近い方々が支持してくださった読者賞に選ばれたというのは、非常にうれしいことでした」  読者賞受賞の一報を聞き、まずはそう思ったという櫛木理宇さん。

くしき・りう●1972年、新潟県生まれ。大学卒業後、アパレルメーカーなどの勤務を経て、執筆活動を開始。現在会社員。2012年「ホーンテッド・キャンパス」で第19回日本ホラー小説大賞読者賞、「赤と白」で第25回小説すばる新人賞を受賞。好きな作家はジョン・ソールやルース・レンデルなど。  櫛木さんが文学賞の公募に向けて小説を書き始めたのは、二年前のことだった。

「38歳の誕生日を目前にして、ふと思ったんです。“もう人生の折り返しが始まるというのに、このままでは老後に自分の人生を振り返った時、何も思い出すべきことがないんじゃないか”って(笑)」  そこで一念発起して、様々なエンターテインメント小説を書き始めた中の一作が今回の受賞作だったわけだが、ホラーというジャンルを絞り込んだ賞に応募するにあたっては、それなりに作戦を練ったそうだ。

「正統派のホラーを書いたら、他の応募者の方…

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第19回日本ホラー小説大賞 大賞『先導者』小杉英了インタビュー

第19回日本ホラー小説大賞 大賞『先導者』小杉英了インタビュー

 これまで3度も最終選考に残りながら、惜しくも受賞を逃してきた小杉英了さん。4度目のノミネートとなった作品『先導者』(応募作「御役」を改題)でついに、第19回日本ホラー小説大賞の栄冠に輝いた。 「結果はどうあれ、毎回自分の書きたいと思うイメージを信じて書いてきました。落選したらしたで、また新しい作品に取りかかればいい。いつか誰かが評価してくれるんじゃないかな、というくらいの気持ちで構えていましたね。周囲からは“もっと受賞作の傾向を研究したら”とアドバイスされたんですが、学生時代から傾向と対策は立てられないタイプなんです(笑)」   こすぎ・えいりょう●1956年、北海道生まれ。公務員、広告企画業、翻訳業などの職を経て、現在自営校正業。2012年「御役(おやく)」で第19回日本ホラー小説大賞・大賞を受賞。受賞作を改題した『先導者』で作家デビューを果たす。 『先導者』は死の直後に訪れる意識の変化を、徹底的にリアルなタッチで描いたスピリチュアル・ホラー。死の瞬間を迎え、肉体を離れた魂は、どんな光景を目にするのか。小杉さんのペンは、死を知らないわたした…

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「櫛木理宇」の本・小説

氷の致死量 (ハヤカワ文庫JA)

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作家
櫛木理宇
出版社
早川書房
発売日
2024-02-20
ISBN
9784150315672
作品情報を見る
老い蜂

老い蜂

作家
櫛木理宇
出版社
東京創元社
発売日
2021-09-21
ISBN
9784488028466
作品情報を見る
殺人依存症 (幻冬舎文庫)

殺人依存症 (幻冬舎文庫)

作家
櫛木理宇
出版社
幻冬舎
発売日
2020-10-07
ISBN
9784344430259
作品情報を見る
戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー (文春文庫)

戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー (文春文庫)

作家
佐々木譲
乃南アサ
松嶋 智左
大山誠一郎
長岡弘樹
櫛木理宇
今野敏
出版社
文藝春秋
発売日
2024-06-05
ISBN
9784167922306
作品情報を見る
執着者 (創元推理文庫)

執着者 (創元推理文庫)

作家
櫛木理宇
出版社
東京創元社
発売日
2024-01-19
ISBN
9784488486211
作品情報を見る
世界が赫(あか)に染まる日に

世界が赫(あか)に染まる日に

作家
櫛木理宇
出版社
光文社
発売日
2016-01-19
ISBN
9784334910747
作品情報を見る
少女葬 (新潮文庫)

少女葬 (新潮文庫)

作家
櫛木理宇
出版社
新潮社
発売日
2019-04-26
ISBN
9784101012810
作品情報を見る
残酷依存症 (幻冬舎文庫)

残酷依存症 (幻冬舎文庫)

作家
櫛木理宇
出版社
幻冬舎
発売日
2022-04-07
ISBN
9784344431843
作品情報を見る

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