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雪密室 新装版 (講談社文庫)

雪密室 新装版 (講談社文庫)

雪密室 新装版 (講談社文庫)

作家
法月綸太郎
出版社
講談社
発売日
2023-02-15
ISBN
9784065311301
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雪密室 新装版 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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yukaring

法月綸太郎シリーズ第1弾。シリーズを途中から追いかけていたので第1作目は逆に初読みだったがさすが法月さん、タイトルに違わずシリーズ1作目からいきなりカーばりの雪密室が登場。雪に囲まれた離れと発見者の足跡のみが残された一面の雪野原。本格好きにはたまらないシチュエーションが楽しい。そしてなんとお父さんの法月警視が主人公で話が進んでいくというシリーズには珍しい展開。法月警視と綸太郎だけではなく錯綜した家族関係をベースに描かれたミステリはかなり重くシリアス。法月警視の何者にも屈しない強い正義感が印象的だった。

2023/03/14

Kei.ma

冬のペンションに全員集合の態で幕開きとなった推理小説。だが、一筋縄ではいきそうにない。というのは、全員集合の意味さえ察知されたのは密室の不審死からしばらくして主人公法月警視が漏らした「お嬢さんを殺人犯と結婚させるより・・・」なのだから。ところで巻末のあとがきは印象深い。大ヒットを待つ作者の胸の内が聴けたようで。

2023/10/15

サーフ

初・法月綸太郎作品。登場人物の関係性が中々歪つ。"不穏"とはまた違った雰囲気。トリック自体はなんとなく想像は付いていた。

2024/01/16

APIRU

古き良き密室ミステリーが楽しめました。異里外れのペンションに、いわくありげな客人たち。そこで起こる自殺を装った絞殺事件は、タイトルどおり面妖な雪密室。ミステリーとしての仕掛けはそこまで驚天ではなかったですが、招待客は軒並み揃って秘密があるようだし。主人公父子にも何か抱えているものがあるようで、殺人事件よりそちらのほうが気になって読み進めていました。実際このストーリー展開や真相は邪知深くて実に良い。はじめましてのシリーズでしたが、この父子探偵は好印象でしたし、ふたりの活躍をもう少し追っていきたいところです。

2024/04/10

ツバサ

シチュエーションには惹かれるが、事件の背景がドロ沼であまり…って感じ。

2023/06/09

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