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雅楽 ―僕の好奇心 (集英社新書)

雅楽 ―僕の好奇心 (集英社新書)

雅楽 ―僕の好奇心 (集英社新書)

作家
東儀秀樹
出版社
集英社
発売日
2000-11-17
ISBN
9784087200652
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雅楽 ―僕の好奇心 (集英社新書) / 感想・レビュー

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miwmiw

雅楽ってどんなものか知りたくて読んでみましたが、実際に雅楽に携わってきた人だからこその体験談などが面白く、わかりやすかった。宮内庁で6時間も演奏をしつづける儀式があるなんて驚きです。「雅楽のこころ 音楽のちから」と内容がかぶっているところがずいぶん多いので、どっちかでも良かったかも。

2013/09/23

OjohmbonX

雅楽の基本あれこれは面白かったけど、「機械化され、システム化された生活の中でバランスを見失った現代人」とか「細胞の中にある原始の記憶は失われていない」とか、かつて新築時用の曲があった事について「科学的な根拠は、僕なりに考えられる」と、分子も振動してて音も振動だから波動が共鳴するとか平気で書くところ見ると秀樹はたぶん、全力で自分自身を疑い直す作業をする習慣を持たなかった人なのねと思って哀しくなる。篳篥の音色以上に哀しくなる。その習慣があれば職業由来の特異な思想や認識を正確に見せてくれていい新書になったのに。

2013/05/05

寝落ち6段

雅な楽曲と書いて、雅楽。1500年の歴史を持つ雅楽師の家系であり、雅楽界の異端児である著者の体験談を交えた雅楽の真髄本。雅楽の基礎知識は勿論のこと知れる。本書で最も重要なのは、「雅」という概念ではないか。世界中にいろいろな音楽があり、楽器がある。しかし、十二音階、楽器の形状など似通った所がたくさんある。古来、人間は自然の中に音楽を感じ、自然と調和して生きてきた。雅楽は指揮者不在で行われる。自然を感じながら、自ら調和させていく。それが「雅」でなのだろう。現代日本では果たして「雅」に触れられるだろうか。

2014/02/14

カネコ

2010/09/16

aoko

平安時代から受け継がれてきた雅楽の奥深さにおどろいた。「打ち合わせ」とか「千秋楽」がもとは雅楽の言葉と知って面白かった。

2014/09/16

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