黄色い夜 (集英社文庫)
黄色い夜 (集英社文庫) / 感想・レビュー
gelatin
★★★★(★ 面白かった~!宮内悠介本領発揮。異国情緒、賭け、コンピューター、そして絶望からの回復。中東の争いを見るにつけ、人類はどこに向かいどこにたどり着くのかと考えるけれど、それが全くの夢物語でなく、この現実に則してさらに仄かな希望に繋がればいいのにと願う。生きてこそ頭上に青空は広がる。黄色い夜を越えて。
2024/01/12
イツキ
カジノで成り立っている国で、主人公が国そのものを乗っ取るため勝負に挑んでいく話。シンプルな勝負と短いながらも印象的な登場人物たちの背景が印象的。駆け引きやギャンブルのスリルを楽しむというよりギャンブルに関わることになってしまった登場人物の生い立ちや不安定さ、心情の描写がメインだと感じました。
2023/12/09
縁川央
ハンターハンターの天空闘技場みたいだった。掲載されていた雑誌の枚数の問題もあるのかもしれないけれど、結構あっさり終わった。漫画っぽい作風だとたまに思うけど、やはりそういう影響はあるのだろうか。
2023/11/30
Mits
この人が書く博打の話はやっぱり面白い。面白いんだけど、結局、ルイが何をやろうとしてたのかちゃんとはよくわからなかった。考えていることそのものは、理想としては理解はするけども…… ボーナストラックみたいな短編もいい感じでした。生きてたんかぃとは思ったけどw
2024/01/13
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