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でかい月だな (集英社文庫)

でかい月だな (集英社文庫)

でかい月だな (集英社文庫)

作家
水森サトリ
出版社
集英社
発売日
2010-01-20
ISBN
9784087465273
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でかい月だな (集英社文庫) / 感想・レビュー

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射手座の天使あきちゃん

なんか不思議なお話でした 友人に崖から蹴落とされバスケが出来ない身体になったユキ、退院して学校に復帰すると廻りで次々と不可解な出来事が・・・ うーん、雰囲気はいいんですけど、好き嫌いは分かれるかなぁ 中川君とかごめちゃんが助演男優・女優賞かな!?(笑) 

2012/08/25

優希

これぞ青春という感じです。無気力な日々を変えるような出来事が繊細でありつつ、壮大な風景を見せてきました。突如現れたオカルト少女がきっかけで日常が全く違うものになるのが奇妙だけれど、それでいいような気になります。青くて惜しい感はありますが、可能性を秘めているように思えます。

2017/07/26

takaC

小説すばる新人賞受賞作だと知ってて期待半分、不安半分(?)で読み始め、どっち寄りなのか考えながら読み進めていたら、存分に話を堪能できなかった。で、結局どっち寄りだったのかよく分からず。注文つけるとすれば話の長さかな。でもやっぱりこの長さは必要なのかな。

2016/02/19

dr2006

人の心は完全に理解することは出来ないし、伝える手段も無い。だから人は他人の心を想像し折り合いを付けて生きている。人は互いに相容れないということを人より早く諦観すると、若い協調化集団からは浮いてしまう。主人公幸彦は友人綾瀬に崖から蹴り落とされ大怪我をする。療養後1学年下のクラスに復帰したが、皆から腫れもの扱いされ、無為な日々を過ごしていた。そんな中、錬金術同好会会長の中川に声を掛けられる。この作品には犯罪被害者を気遣う集団意識と、本音でぶつかり合う友情が書かれているが、昼間に見る月の様に朧げで幻想的だった。

2019/12/01

らぴ

単なる青春ものではなく、ちょっとオカルト? SF? チックな話だけれど、キャラクターが魅力的で最後までおもしろく読めた。中学生くらいの時期ってこんなふうに周りに対して理不尽に怒りを抱いたり、それでいて弱い自分を認めて許して欲しかったり、いろいろもやもやしたよなぁ……なんて、懐かしかったり。

2010/08/26

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