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老いの重荷は神の賜物

老いの重荷は神の賜物

老いの重荷は神の賜物

作家
樹木希林
出版社
集英社
発売日
2019-09-05
ISBN
9784087808803
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老いの重荷は神の賜物 / 感想・レビュー

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しゃが

病院の待合であっけなく読み終えた。「講演されたお話を読みやすくまとめたもの」らしいが、ミーハーな私が希林さんの語りの本のなかでのチョイスを間違ったようで残念だった。この過剰で安易な出版事情は物事を大事にする希林さんの意をくんだものなのだろうか。タイトルの『老いの重荷は神の賜物』の出典元のホイヴェルス神父さんの手紙や折口信夫の古代の日本人の仏教観「寛容な人類教」は興味深かった。

2019/10/05

chips

希林さんの著書と思ったけど違って、2012年12月20日に慶應丸の内シティキャンパス「夕学五十講」で講演されたものを誰かがまとめた本らしいです。ポール・クローデルとか折口信夫とか芥川比呂志とか出てきたりして、色んなお話をされていてどれも興味深い。その中で、男女の適正のお話があって、「今、日本の中で、男と女の性差がわかんなくなっちゃっている。そのつまらなさがある。」と言われていて、私もそうだなと思いました。良い悪いではなく、つまらない。そういう観点も希林さんなんだろうな。衣食住雑感も面白かったです。

2020/04/05

Yuu I

2018/9/15に75歳で亡。今からちょうど一年前。「2012の講演を読みやすくまとめた」とあるがライター名が出てない。樹木希林の名前で売れると踏んだのか。語り言葉なので、二~三時間くらいで読める。思い付くまま語られて、樹木希林さんの人柄が忍ばれるが、本人が推敲したら、もっと違うというか、出版を望まないと思った。

2019/10/03

青木 ともこ

まずジョー山中さんの名前とか出しちゃうのがもう、しみじみつくづくと希林さんですよね。ホント多方面から絶妙というか、物事の芯を突くというか。近くに居なくてよかった、芸能人と一般人でちょうどよかったと心底、いまだに思っています。自分の自覚以上に「樹木希林」という人の影響をまともに食らっていて、これはどういうことだと戸惑ってます正直。影響というか、素地にあったものが答え合わせのように鮮明に立ちのぼってきていて。目の前の現実から始めるということ。古着古道具、難題、裕也さんの欠点こそを美点として慈しむ。それ、最強。

2020/01/19

Galilei

読み始めは、『第5章 これからの私』。亡くなられる前に、何を心に留めてたのだろうと覗いてみると、「心の執着、物の執着を捨てると、すごく気軽に生きやすくなった。」と。一方、『女優』や『杉村春子』のプロ意識は、昭和生まれの方には一読をお勧めです。加えて目を引いたのは、巻末の質疑応答(本著は講演会の集録)で、ボロクソに言い続けた紅白歌合戦なのに、審査員席に座ってしまい、その後何も言えなくなったと。主催者へ心遣いだろうか、世に出たドラマ『七人の孫』のギャラの裏話や、岸本加世子とのCMの稽古は、さすがに控えていた。

2020/08/20

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