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教場X 刑事指導官・風間公親 (小学館文庫 な 17-6)

教場X 刑事指導官・風間公親 (小学館文庫 な 17-6)

教場X 刑事指導官・風間公親 (小学館文庫 な 17-6)

作家
長岡弘樹
出版社
小学館
発売日
2022-12-06
ISBN
9784094072044
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教場X 刑事指導官・風間公親 (小学館文庫 な 17-6) / 感想・レビュー

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ナルピーチ

交番勤務からやり直すか─。風間指導官の一言一句全てを聞き逃してはならない。その言葉の中に、犯人に繋がるヒントが隠されている。教場シリーズ第5作目は3作目の『教場0』の続編的位置付けであり、1作目の『教場』へと繋がるストーリー。指導官として、新米刑事達を相手に事件現場で沈黙の鉄槌を下していく。ドラマ化に合わせて拝読。やっぱりこのシリーズは面白い!!風間君親の存在感が突出している。失った右目について今後さらなる物語が描かれて行くのか気になるところ。犯人と直接対峙する瞬間があるのか?!まだまだ見逃せない!

2023/04/20

イアン

★★★★★★★☆☆☆隻眼の鬼教官・風間公親の刑事指導官時代を描いた「教場」シリーズ第5弾。刑事指導官として後進の育成に当たる風間。その頃近隣では千枚通しを用いた通り魔事件が連続し…。倒叙形式のため冒頭から犯人や殺害方法を開示する一方で、犯人すら気付かなかった小さな綻びから事件解決の糸口を見出していく。それは偶然の産物だったりご都合主義的だったりするのだが、伏線が丁寧に張られているのでエンタメとしては面白い。『教場2』や『風間道場』の表紙に描かれた風間と比べると、本作のそれは随分とあの人物に寄せられている。

2024/03/25

遥かなる想い

ドラマ化に伴い 読了。 安定した展開が心地良い。 新米刑事を指導する風間公親 登場の 緊張感が 推理小説における名探偵登場の 雰囲気に似ている。 犯人逮捕に加えて、後進育成という 観点で推理は進む…警察学校勤務前の 新米刑事育成の日々を 淡々と描いた 短編集だった。

2023/04/28

小説を最初に書いた人にありがとう

教場シリーズ、県警の捜査一課の風間刑事のもとに若手の刑事が実践の捜査を通して学びに来る風間道場の短編集。臨場した時には筋が読めているかのような風間とプレッシャーと戦う若手刑事の推理はどれも楽しめる。今作は加害者に罪を犯す理由に同情の余地があるものばかりで解決後の犯人の未来が気になる。ドラマの風間役の木村拓哉がはまり役で頭に浮かぶ、2023春に連ドラ化も決まったようで楽しみに思いつつ読了。

2023/01/03

ハゲおやじ

第5作目。4/10~ 連ドラ化されるので読む。6話の短編構成で 解説に書かれている様に”古畑任三郎の様に”犯人の視点から始まる。相変わらずの風間で、既に全てを知っているかの様に指導している。犯人には同情できる部分もあり、ダラダラと書かれた長編よりも読みやすい。さて、この次の「新・教場」は、どういう展開になるのか?興味が湧いている。 って カッコつけて書くのは限界なので、まさか風間が「飲みにでもいくか」と声を掛けるとは?と優羽子が「少し太られましたか?」と聞くのも この二人の関係性を下衆の勘繰り…。

2023/04/15

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