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新九郎、奔る! (15) (ビッグコミックス)

新九郎、奔る! (15) (ビッグコミックス)

新九郎、奔る! (15) (ビッグコミックス)

作家
ゆうきまさみ
出版社
小学館
発売日
2024-01-12
ISBN
9784098627288
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新九郎、奔る! (15) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー

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buchipanda3

今川家の家督争いが本格化。さらに室町の将軍職争いと鎌倉公方の後継争いの火種に新九郎が巻き込まれ始め、いよいよ宗瑞への道の土台が見えてきた。1巻目冒頭の伊豆討ち入りとどう繋げていくのか。その冒頭を再読すると新九郎は相当怒っているような風貌。何に対してかはこの所の新九郎の苦渋の顔付きを見ることで納得。それが決意に結び付く。今回の刺客の女性の話も影響したと思う。だが、その前にまずは駿河での決戦が先。龍王丸がいずれなる戦国大名の片鱗を次回に見せるのか。まだまだ続く物語を楽しみに待つ。

2024/01/12

六点

Kindleにて読了。今川龍王丸が駿河に戻り、さらなる不穏さが準備されているのが辛い。

2024/01/12

sin

太田道灌の死はまたたく間に知れ渡った!自分には家康より百五十年早く江戸城を開いたことで記憶に残る太田道灌だが、この時代の関東に於いては、その知性と武力でその地域の勢力をコントロールした武将であり、その退場の影響は時代を大きく左右するものであったことは想像に難くない。ともあれ駿河に甥の龍王丸を擁立しようとする新九郎にとっても大きな転換期であったと言えようし、実際に物語は大きく動き出したようだ。オビは「てんてこ舞い」、あとがきには「踏ん張り時の」文明十九年がやってくる。

2024/01/24

こも 零細企業営業

駿府に龍王丸を送ろうと準備をするのだが、将軍が許可をくれない。さらに細川も口添えすると言いながら、次の将軍の話を持ち込んで来る。その将軍、義尚は酒の飲み過ぎで身体を壊している状況。さらに、駿府でも実権を握る今川新五朗も肺を患ってるようで先が永くない。そんな時に、龍王丸を伴って新九郎が駿府に入るが、新五朗は納得していたが周りが納得しておらず引き継ぎに難色を示す。

2024/01/13

Toska

龍王丸、孫五郎、茶々丸と、新九郎の人生を左右する次世代の若者たちが揃い踏み。少年であっても個性がしっかり描き分けられていて、著者の力量を感じる。逆に、これまで存在感を誇ってきた足利義政が一コマしか出てこなかったのは諸行無常。それにしても、今川義忠はよく化けて出るな…

2024/01/15

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