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ブックストア・ウォーズ

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作家
碧野圭
出版社
新潮社
発売日
2007-10-20
ISBN
9784103056713
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ブックストア・ウォーズ / 感想・レビュー

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kaizen@名古屋de朝活読書会

書店員の本屋を舞台にした物語。アルバイトから正社員になった副店長理子。血縁で最初から正社員の新人北村(小幡)亜紀。対立で始まる。亜紀が理子に結婚式のご祝儀を突き返し、理子が亜紀に来た理子の元彼からの結婚祝いのワイングラスを自分が貰った物と同じだったので割る。対立が最後まで続くのか。著者は大人で二人の対立より、女性に対する差別、本社の現場に対する横柄な対応に焦点を当てる。最後は二人とも会社を辞める。多くの仕事をしている人が読むとよい小気味のよい物語。社長の偏屈の原因の姉の存在が鍵。愛知県出身

2013/11/27

アメフトファン

文句無しに面白かったです。我々が普段お世話になっている書店にも当たり前ですが陰では色々あるんだなという実感が湧きました。理子と亜紀二人共良かった。特に二人の悩みがリアリティがあり人間らしさがより伝わったと思います。彼女たちの書店に行ってみたい!今後はそれぞれの書店の個性に注目したいなと思いました。読者メーターの方にはお勧めです!

2013/12/24

じゅき

前半の人間関係ズタズタの状態。。読むリズムがなかなかとれなかったんですが、後半はどうなるどうなる。。。といい感じで読めます。自分にも仕事に対して思い当たる部分があるのでわかるなぁ~ってこと結構とあったなぁ。いっつも図書館で本を借りるので本屋さんの売上にも貢献しないとかなぁ~あの手書きのPOPとか本の配置など本が好きな人たちがする仕事にあつくなりました。

2013/02/25

まさきち

恋愛絡みの人間模様かと思いきや、嫌らしい人間どもの悪意渦巻く会社の中で奮闘する活劇へと移り、しかし最後にはもっと強烈なエゴでいとも簡単に潰される、そんな展開を大好きな書店を通じて味わせてもらい、かつお客様や近所の人達、そして密かに応援してくれてる父親との関係に涙ももらいました!それともう一つ、ちゃんと見ててくれる人は必ずいるからがんばらなくちゃね(^_^)ゞ

2013/03/13

うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

ペガサス書房K店の副店長・理子と書店員・亜紀は何かと衝突することが多い。でも仕事に対するひたむきさは同じで・・。本屋を舞台にしたお仕事小説。この本があまり知られてないのが残念です。同じように本屋を舞台にした大崎梢さんの「成風堂書店事件メモシリーズ」とはまた違った魅力がありました。ミステリーではなくお店の再興をかけたお話だったので、そういった意味でも分かりやすい話でした。亜紀の「私たちは好きな本だから盛り上げたい」という言葉には激しく共感しました。面白かったです!★★★★

2011/06/28

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