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新アルハンブラ物語 (とんぼの本)

新アルハンブラ物語 (とんぼの本)

新アルハンブラ物語 (とんぼの本)

作家
安引 宏
佐伯泰英
出版社
新潮社
発売日
1991-09-01
ISBN
9784106019975
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新アルハンブラ物語 (とんぼの本) / 感想・レビュー

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春ドーナツ

最近読む本に頻繁に顔を出すのが、吉田健一とワシントン・アーヴィング両名である。前者は「ついて」を「就て」と書くのですぐ分かる。先日、映画「スリーピー・ホロウ」の原作もW氏だったかと驚いていたら、今回も「アルハンブラ物語」の作者であった。「そろそろ読みなさい」ということなのか。「宮殿」の平面図を見ると、その余りの広大さに圧倒される。城郭都市でもあったそうだ。縮尺1㎝=12mという表記を発見して「地図の魔力」という言葉が浮かぶ。巻末のスペイン南部観光案内で初めて「マラガ」の写真を見た。懐かしき「深夜特急」よ。

2018/05/02

takao

抽象的な美しさ

2016/02/11

J_L_B_459

「赤ら顔」城に刻まれる、イスラム統治下のアンダルシアの歴史を駆け抜ける。時間を辿る旅と、宮殿の散策とが平行する記述。突然新しい名詞が説明なく出てくるなど、難解な箇所が散見されるが、充分に浸れる。

2010/01/21

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