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素子の碁 - サルスベリがとまらない (単行本)

素子の碁 - サルスベリがとまらない (単行本)

素子の碁 - サルスベリがとまらない (単行本)

作家
新井素子
出版社
中央公論新社
発売日
2018-03-20
ISBN
9784120050633
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ジャンル

素子の碁 - サルスベリがとまらない (単行本) / 感想・レビュー

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kinkin

日本棋院の「週刊碁」に連載されたもの。囲碁も将棋もどちらもやらないけれどさあどっちをやると言われたら碁にします。白と黒の碁石をかわりばんこに打って陣取りをする。たったそれだけのルールに惹かれる。でも実際は奥が深すぎるように思える。この本取っつきやすいようでそうではなかった。著者はもうかなり出来るレベルだった。まったくゼロから始めて書いた本ではなかった。石を打つことは出来ても定石が理解できない。やはり囲碁のセンスはゼロなのだろう。小学生向けの囲碁の本を借りてきます。図書館本

2019/06/02

kokada_jnet

2006年から2008年に「週刊碁」に連載の、夫と二人で囲碁を始めた体験を描くエッセイ。「週刊碁」で読んでいた。なぜか10年後の2018年に単行本化。初級者・級位者ならでの悩みを、色々と書いていてユニーク。若手棋士たちが色紙に筆ペンで書く文字が、達筆なのを不思議がっているが。人気棋士は習字の練習が必須なのです。あと、ジェフリー・ディーバーのミステリ『石の猿』で、天才的頭脳の主人公リンカーン・ライムが、知り合った中国人に一度ルールを教えてもらっただけで、すぐ互角に対局しているのが、不自然という指摘あり。

2023/02/12

ダージリン

お正月に囲碁を楽しそうに打っている素子さんをテレビで見て、このエッセイを読んでみることにしました。私もヒカルの碁で囲碁に憧れたことはありますが、自分が理解できる気がしませんでした(笑)。この本でも囲碁部分に関してわからなくても、素子さんが全くの初心者の気持ちを代弁してくれ、苦労話、上達する醍醐味など語ってくれるので、とても面白く読めました。囲碁に憧れる気持ちはないわけではないけれど、それなりに時間をかけて取り組む覚悟がなければ容易に手を出せないことがわかりました~すみません(笑)。

2019/01/22

kazi

囲碁の総本山である日本棋院が発行する「週刊碁」に連載された囲碁エッセイを書籍化したものです。40代を過ぎてからヒカルの碁に影響されて囲碁を始めた著者が、初心者時代に感じた事を面白おかしく綴ったものです。“定跡が覚えられない”“用語がわからない”“棋譜並べで石がズレる”。あるあるですね。私も下手の横好きなので、その気持ちは非常に良く分かります(^▽^;)。現在の囲碁界に必要なのは、このような低級者側からの視点だと感じました。それにしても、夫婦で囲碁好きなんて本当に羨ましいな。以上、レビュー終わり!

2020/12/30

はなん

ああああ、面白かった!!ヒカ碁アニメ→マンガ→ゲームボーイで囲碁をかじった私にとって、出だしからもう「あるある!!」状態連発で。素子さんの書く文章そのまんまの状態を身をもって経験してるんで爆笑から苦笑いまでほんっと楽しかった!残念ながら私はゲームから先に進まず、だから「どこで終わってるのかさっぱりわからない」から進歩ないのですが、トーク&サイン会で「生身の人と打つといいんです。」と言われたこと。いつか実行できるかなぁ。専門的な世界をこれだけ楽しく分かりやすく親しみ深く表現できる。さすがです見事です!→

2018/06/21

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