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しのぶ恋 浮世七景

しのぶ恋 浮世七景

しのぶ恋 浮世七景

作家
諸田玲子
出版社
文藝春秋
発売日
2020-12-11
ISBN
9784163913063
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しのぶ恋 浮世七景 / 感想・レビュー

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いつでも母さん

諸田玲子が紡ぐ浮世絵の名作を題材にした短編7話。夫婦だったり弟子だったり、友だったり、想い人だったり…憧れや押し込んだ過去、ままならぬ思い…男と女しかいないのだもの、自分と他者しかないのだものね。人は愛おしい。また、怖ろしくもある。どれも良かったが好みは『暫の闇』『深く忍恋』『梅川忠兵衛』やっぱり諸田さんは好いなぁ。

2021/01/07

starbro

諸田 玲子、3作目です。本書は、浮世絵の名作をもとに描かれる7作の恋愛短編集でした。オススメは、安藤広重「目黒太鼓橋夕日の岡」を題材にした『太鼓橋雪景色』です。 https://books.bunshun.jp/articles/-/5958?ud_book

2021/01/22

初美マリン

タイトルに拘らず、それぞれ意趣の異なる短編集。人は、ちょっとしたことで、違う道を歩いていくのだろう。浮世絵が美しかった。

2021/07/01

タイ子

浮世絵の名作(と、言っても私は詳しくはないのだが)から生まれたそれぞれの物語。でも、すごいな。この一枚の絵からこれだけ素敵な物語を紡ぐことができるなんて。安藤広重、北斎、写楽など7枚の絵からなる7つの物語。長年連れ添った夫は自分を見なくなった。そんな時に同じ長屋に越してきた傘張りの浪人者。なんだか惹かれる、手に手を取って道行とか…いろんな空想に胸が熱くなる。物語は意外な方向に向かう「夜雨」が好き。「梅川忠兵衛」はコメディタッチで面白い。男と女の喜怒哀楽が滲み出るような極上の物語。この作品まだ読みたいな。

2021/03/30

じいじ@

粋な装丁に魅了されて急遽読んでみた。歌麿・北斎・広重など7名の浮世絵を題材にした読物。ドロドロした濃いめの内容を期待して読みはじめたが、意に反して軽めの仕上がりだったが、それなりに愉しめた。個人的好みは【夜雨】と【深く忍恋】。裏長屋に灯る不倫の淡い恋心。亭主にバレて淫らな女と思われないように気を配る女心が愛しい。そして駆落ちを妄想するのが何とも可笑しかった【夜雨】。女将がくわえた長煙管がひときわ艶っぽい。『もしも生まれ変わるなら、一度はなりたや長煙管』齢80の爺ィでも、その心境に陥りました【深く忍恋】。

2021/06/27

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