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2011年 新聞・テレビ消滅 (文春新書 708)

2011年 新聞・テレビ消滅 (文春新書 708)

2011年 新聞・テレビ消滅 (文春新書 708)

作家
佐々木俊尚
出版社
文藝春秋
発売日
2009-07-20
ISBN
9784166607082
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2011年 新聞・テレビ消滅 (文春新書 708) / 感想・レビュー

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佐島楓

2009年刊。6年後の現在、誰もが実感しているだろうメディアの変化を書いている。形を変えながら、これらのメディアは生き続けると思うのだけれど。

2015/06/08

ちくわん

2009年7月の本。著者は、いつも聴いているラジオ番組の水曜日のコメンテーター。コンテンツ・コンテナ・コンベアの3つの組み合わせは、なるほど。例えば紙の新聞は(新聞記事・新聞紙面・販売店)。こうして変化をみていく。今現在、新聞・テレビとも消滅はしていないが、我が家の子供らは一部のドラマを除き全く観ない。アニメも、お笑いも、スポーツも。やはり将来は…

2022/02/22

まめタンク

マスメディアの衰退は止まらないのだろうか。新聞・テレビといった巨大メディアのプラットフォーム崩壊を予見しながら丁寧に海外の事例も含めて分析してある。コンテンツ(新聞記事)コンテナ(新聞紙面)コンベア(販売店)という3層からなる説明が興味深かった。マスは死んだ、この言葉の意味は大きい。インターネットが普及した現代、プラットフォームを握ったものが業界を制する。 iTunesが音楽業界のコンテナを奪ったように、キンドルが新聞のコンテナ部分を奪ったように。マスの衰退は止まらない。

2011/02/28

baboocon

マスメディアの時代は終わった - 新聞・テレビという二大マスメディアが崩壊の淵に立たされているという現状を、メディアの伝達システムを「コンテンツ」「コンテナ」「コンベヤ」という三層構造に分解してうまく説明している。インターネットが普及した現在、コンテナ、すなわちコンテンツを運ぶ容器を制する者がメディアプラットフォームの支配者になる。既得権益と傲慢さにまみれた旧メディアはそのプラットフォーム争奪戦に完全に敗れた。・・・と厳しい論調だが、自分の最近のメディアとの接し方を顧みても、著者の意見には説得力がある。

2010/12/24

rubix56

読み手が押さえてほしいポイントに対して、 わかりやすい単語で印象付ける点は秀逸であり 著者の主張が理解しやすかった。 今後、プラットフォームを手離さざるえなくなった新聞、テレビを はじめとするマスメディアの断末魔の叫びがいい肴になった。 コンテンツに確固たる自信を持てない作り手は舞台から消え去るだろう。

2012/07/01

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