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ナイルパーチの女子会 (文春文庫)

ナイルパーチの女子会 (文春文庫)

ナイルパーチの女子会 (文春文庫)

作家
柚木麻子
出版社
文藝春秋
発売日
2018-02-09
ISBN
9784167910129
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あらすじ

「心がえぐられすぎてつらい」
第二十八回山本周五郎賞&第三回高校生直木賞を受賞!
友情とは何かを描いた問題作。

商社で働く志村栄利子は愛読していた主婦ブロガーの丸尾翔子と出会い意気投合。
だが他人との距離感をうまくつかめない彼女をやがて翔子は拒否。
執着する栄利子は悩みを相談した同僚の男と寝たことが婚約者の派遣女子・高杉真織にばれ、とんでもない約束をさせられてしまう。
一方、翔子も実家に問題を抱え――。

「本作『ナイルパーチの女子会』は、柚木麻子さんがデビュー以来追い求めてきた主題の一つの到達点であり、その後の柚木さんが展開する文学への結節点でもある。」(重松清「解説」より)

ナイルパーチの女子会 (文春文庫) / 感想・レビュー

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混沌

これは確かに衝撃の書。「女の上っ面の慰め合いや愚痴や井戸端会議を、軽蔑したり、莫迦にして笑う」本かと思ったが、全然違った。感じること多すぎて、感想書きあぐねてる。あちこち、あちこち部分的に読み返してる。中盤、え、これ以後、官能小説になるの?と思いつつ進み、様々さまざま炸裂する終盤。「芋けんぴ」なんて改めて検索してしまったよ。誰もが少ない登場人物のどこかが被るのではないか。栄利子はアスペルガータイプ(※)と考えれば、その行動はさほど不思議でもなく(小説チックにホラーだけど)、ああ、自

2018/02/24

Mami Endo【GLAYとB'zが大好き】

♡あなたには「真実の親友」が居ますか?軋轢なく忌憚のない関係性ですか?それは半永久的に継続しますか?あなたは「誰」を味方にしますか?♡柚木麻子さん「ナイルパーチの女子会」は志村栄利子、丸尾翔子、小笠原圭子、高杉真織、それぞれの「女同士の友情」を描きました。♡女子会とはほんとに「女同士の真実の社交場」でしょうか?フェイスブック、ツイッター、インスタグラム、ミクシィ、ブログ、女子会、オフ会、真実は何処にありますか?♡ほんとに孤独かつ上っ面な友情は高杉真織だと思いました。彼女は偽りの友情協定だと思いました。

2018/06/27

エリートキャリアウーマンえりこと専業主婦のブロガー翔子、どちらも極端な性格で描かれ方ですが、少なからず自分にも2人のどちらの気持ちもあてはまる部分があると思いました。同性の友達って難しい。実は女子会を開いたりしている女性たちも上部だけなのかもしれない、相談したり連絡取り合って近況報告する密な友達ってどうしたら出会えるのかと思ったことがあります。あと真織、圭子も良いキャラで、圭子が1番まともかな。全員何かしらの問題や過去を持ちながら前を向いて今までとは違う道を踏み出す彼女たちの未来を応援したくなりました。

2018/04/01

machi☺︎︎゛

ナイルパーチと女子会、全くつながりのない物同士の意味を知りたくて読んだ。読むのすごく疲れた。男子にはない女子特有の友達関係、友達に抱く束縛感、心の中に秘めた孤独感、どれをとっても分からなくはないけど、この本に出てくる人たちの闇は深かった。自覚がないってゆうのは怖いと思った。読んだ結果、ナイルパーチの生態系、性格とかと女子会、、、納得だ。

2019/02/22

エドワード

「いつでも連絡して。どんな相談でも聞くよ。」人は気軽に言うよね。大手商社のエリート社員、お嬢様育ちの江利子は、自称ダメ主婦の翔子のブログに夢中になる。翔子が同じ30歳、世田谷区民と知って舞い上がる江利子。早速翔子の家を探し当て、何としても友達になろう!と突っ走る江利子が生態系を破壊するナイルパーチに喩えられる哀しさよ。バーチャルにしろ、リアルにしろ、今の日本人の人間関係の闇にグサリと切り込む鋭さ。「頑張ってもどうにか出来るもんじゃないんだよ、友達だけはさ。」<友情>は柚木麻子さんの永遠のテーマに違いない。

2018/02/23

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