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罪人の選択 (文春文庫 き 35-4)

罪人の選択 (文春文庫 き 35-4)

罪人の選択 (文春文庫 き 35-4)

作家
貴志祐介
出版社
文藝春秋
発売日
2022-11-08
ISBN
9784167919559
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罪人の選択 (文春文庫 き 35-4) / 感想・レビュー

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★Masako★

★★★★☆三話のSF作品とミステリーの表題作を収録した短編集。デビューの9年前に書かれた「夜の記憶」と最終話の「赤い雨」はどちらも世界設定が素晴らしく切なさも感じさせる壮大な物語だ。2話目の「呪文」は神に対して呪詞を吐き怒りをぶつける住民が住む惑星の話で、オチが見事!「罪人の選択」…どちらかに猛毒が入っている一升瓶と缶詰。罪人が生き残る為に選んだのはどっちか?終戦後と18年後、同じ状況となった二人の男たち。交互に描かれる心理描写が丁寧で緊張感が伝わり楽しめた。どれも読み応えがあり、貴志ワールドを堪能した。

2022/11/28

えみ

人が外聞を気にせず足掻く姿に何故こうも目が離せなくなるのか。尊厳を守ること、未来に目的を抱くこと、大切な人がいるということ。このどれか一つでも持ち合わせていれば、人はきっと人であることをやめないでいられるだろう。生きるか死ぬかを迫られたとき、心に思い起こせば生きていくことができるのだろう。SFそしてミステリを組み合わせた最高の3篇が収録された短編集。まさかこれがデビュー前の作品だったとは!とその才能に驚愕せずにはいられない一篇も収録されている。突き付けられた理不尽に葛藤する細微な心の描写が素晴らしかった。

2022/11/11

ムーミン

今の自分には合わない読書になってしまいました。いいコメントの多い作品なのにもったいなかったです。

2023/04/24

ピロ麻呂

ウ~ン😵やっぱりSFはちょっと苦手かも…

2023/04/30

すたこ

★★★時間かかったー。貴志さんの本は好きなのに、何故かこの一冊は読んでると眠くなってしまってダメだった。 特に2章目の『呪文』は全然進まなかった。貴志さんは未知の世界や生き物を書かせたら日本一だと思っている。今回も得体の知れない生き物やウィルスが出てきて気持ち悪くて面白かった。

2023/02/20

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