帝国の弔砲 (文春文庫 さ 43-8)
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帝国の弔砲 (文春文庫 さ 43-8) / 感想・レビュー
てつ
歴史改変小説であることを忘れていると混乱する。明治時代のロシアへの入植というところから始まるので、坂の上の雲あたりを想像するとワケわからなくなる。とはいえ戦闘シーンはリアルで主人公はカッコいい。読みごたえありですね。
2024/01/08
汲平
最初の「入植地の裁き」は安物の西部劇のようで、これじゃない感が強い。だが読み進むうちにロシアと日本の戦争でロシアが勝ったという記述があって「??」となりパラレルワールドものと知る。章が進むにつれ歴史の厚みが増し読み応えが十分となる。戦争や権力争いの愚かさを活写して隙がない。
2024/03/24
のりさん
わざわざ歴史改変設定にした意図が正直良くわからなかった。
2024/04/19
Kimi
どこまでが史実かわからなくなるぐらいありそうなストーリーだった。
2024/04/04
うめうめ
架空ものの小説はよく読むけど、その多くは太平洋戦争。 今回は大津事件からシベリア入植、日露戦争敗北から一次大戦、それを経験する入植二世の主人公の物語。 バタフライエフェクトとしての歴史を丁寧に描かれているし、それをほぼ50年分を予測するのが作者の力量を感じる。
2024/02/23
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