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サブカル・スーパースター鬱伝

サブカル・スーパースター鬱伝

サブカル・スーパースター鬱伝

作家
吉田豪
出版社
徳間書店
発売日
2012-07-21
ISBN
9784198634414
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ジャンル

サブカル・スーパースター鬱伝 / 感想・レビュー

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harass

クイックジャパンでの『サブカルは40代を越えると鬱になる』のテーマに沿った対談集。サブカルという分野の特殊事情や人生での初老期への変化など。内容については人によってずいぶん差がある。唐沢俊一はさすがと思えた。有名な人たちばかりであるが、特に杉作には爆笑。『ガンダムSEED』の登場人物の物真似をすることで生きる希望が湧いてきたという。だからといって、街中で歩きながら大声で物真似の練習をするのはどうかと…… それほど切羽詰まっていたのだろうが。 

2016/09/01

kokada_jnet

40代にして、鬱気味で会社休んでいる自分としては。非常に身につまされる内容。枡野さんの病みっぷりがいいなあ。ところで、QJ連載分が、どうして徳間書店から出たのかと思っていたら。徳間のSF編集者の大野さんが編集担当なのね。その流れで、装丁は岩郷重力が担当。

2012/07/27

林 一歩

メインとサブの境界線がほぼ消滅してしまった現在において、サブカルとはなんぞやと娘に問われ答えられない私がいる。答える意味もないんだけどね。 中年鬱について、彼是考えさせられました。登場する面々が、ある意味特殊なので、危機感薄まってますが、私も含め人生半分生きちゃった人たちは、如何に生きるかだけでなく、如何に死ぬのかを緩やかに考えなくてはならんなと思った次第。心身の健康を保つのって思った以上に大変っすから。

2016/06/11

アコ

「サブカル男子は40歳を超えると鬱になる」10名へのインタビュー集。枡野浩一&ECD目当て。このメンバーが深刻に語るわけがないのはいいとして、なんだか馴れ合いっぽい。各々のエッセイを読むほうが満足度は高そう。数多くの固有名詞の脚注説明は楽しい。「糸井重里の生き方が島耕作的」という香山リカの発言には納得。たくましいもんなぁ。川勝さんが亡くなってもう7年も経つことに驚く。このかたの知識量はやはりすごい。

2019/07/22

更夜

若い時には感じなかった気力、体力の低下、サブカルチャーの担い手となる人は40歳を境に鬱になる傾向がある、というデータを元にした吉田豪さんのインタビュー集。他の本のようなインタビューされる人が驚いてしまうような資料を揃えてというより、じっくり話を聞いているという感じがします。繊細で自意識過剰な人が集まっています。みうらじゅん、リリー・フランキー、松尾スズキなどテレビなどで活躍している人ですら大変な時期があった事を告白しています。それを否定せずひたすら聞き手に回る吉田豪さんの体力気力は凄いものがあります。

2015/12/05

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