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こんがり、パン(おいしい文藝)

こんがり、パン(おいしい文藝)

こんがり、パン(おいしい文藝)

作家
赤瀬川原平
阿川佐和子
池澤夏樹
伊藤比呂美
犬丸りん
出版社
河出書房新社
発売日
2016-05-13
ISBN
9784309024660
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こんがり、パン(おいしい文藝) / 感想・レビュー

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優希

パンよりご飯が好きですが、だからと言ってパンの良さがわからないわけではありません。時々無性にパンが食べたくなる時もあります。こんがり焼いたパンのふわかり感は何とも言えません。ここにおさめられた数々のエッセイに描かれたパンにまつわるドラマから香り立つ空気が運んでくるのは美味しいパンを食べた時の幸せな感覚。全然関係ないですが、フランスパンが何本も入った袋を抱えて歩くのが夢です。

2017/02/02

KAZOO

さまざまな文筆家がパンについてのエッセイを書かれています。短いものから結構長いものまでパンが好きな私も非情に楽しめました。とくに川上弘美さんと長田弘さんのしょうがパンについての話は続いている感じでうまく構成もされているなあと感じました。

2017/08/29

いつでも母さん

おいしい文芸・・今回はパン!期待して挑んだの。まずタイトルが良いよね~嗚呼、パンの香りって人を幸せに、笑顔にすると思うのは私だけでは無いでしょう。が、今回はひと味違った。どの方のお話も妙に重くて・・こんがりだからなのかなぁ(汗)いままでのシリーズより読了に時間を要した。皆さん思い入れがあるのだなぁ。おいしい文芸、次は何を持ってくるのだろう。いまから楽しみ!今回は『これ!』とは言えない私だった。

2016/07/19

れみ

おいしい文藝シリーズの「パン」。生まれ育った場所や時代によって様々な切り口があって面白い。山本一力さんが思い出のパン屋さんとよく似たパン屋さんに出会ったときの「あたまのなかで時計が激しく逆回転を始めた」という一文で自分がその経験をしたかのように感じられた。こういうの良いな。フランスパンについて書かれたものがわりと多いなあという印象のなか、パンとフランス革命を絡めた鹿島茂さんの文章が興味深かった。

2018/02/24

ひさか

2016年5月河出書房新社刊。41人の著者による41のエッセイ。おいしい文藝を読むと、いつものことですが、食べたくなります。大丸りんさんのエッセイマンガ「ヤキソバパンの思想」が載っていて、得した気分になりました。

2016/11/15

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