お母さんみたいな母親にはなりたくないのに
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「お母さんみたいな母親にはなりたくないのに」のおすすめレビュー
毒母育ちの私が、「女の子」のママになったら……「親になるのがこわい」「いい親になれる自信がない」と思う人へ
『お母さんみたいな母親にはなりたくないのに』(田房永子/河出書房新社)
『母がしんどい』(KADOKAWA)が出版されたとき「あ、親をしんどいと思ってもいいんだ」と救われた人はたぶん少なくない。親を“毒”と断じてしまうのにはまだ抵抗があっても、しんどい、と吐き出すことはできる。その感情は、親と自分を切り離す自立の第一歩だ。これまで数々の著書で田房永子さんは、一歩ずつ親の呪縛から解き放たれて“自分自身”になっていく過程を描いてきた。最新作『お母さんみたいな母親にはなりたくないのに』(河出書房新社)もまた、親に対するわだかまりゆえに「親になるのがこわい」「いい親になれる自信がない」と感じているすべての人に読んでほしいコミックエッセイである。
毒親であるお母さんとの関係に苦しみ続けた田房さんは「娘と一対一」の関係になるのを心底おそれていた。だが、田房さんほどでなくても「お母さんみたいになりたくないな」と思っている人は、やはり少なくないんじゃないだろうか。
親というのは多かれ少なかれ子供を傷つけるものだし、子供はそれを一生忘れない。それに多くの人は、自分の…
2018/10/16
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お母さんみたいな母親にはなりたくないのに / 感想・レビュー
あっか
『母が、しんどい』の田房永子さん最新刊。女体をCMに使うなとかナプキンは20代前半女子だけがユーザーじゃないとか、世間に対してのツッコミが相変わらず面白いし秀逸!と思ってしまった。笑 田房永子さんは、洞察力が本当に秀逸で「そう言われてみれば…」と思わされます。にしても、乱高下が激しくて育児しんどそうだなあ…色々考えていて素晴らしいとは思います。でもこうやって描けているということは、客観的に自分のことを見られている、ということですよね。二重の意味で凄い。2作目の『ママだって、人間』未読なので読みたいです!
2018/12/19
たまきら
負の連鎖を恐れているママって、実は多いのだ、と自分は良いママ友に恵まれて知ることが出来ました。この本を読みながら「あなただけじゃないよ」と言いたい気持ちになりました。本能で母親になる人もいいけれど、悩んで勉強しながら母親になる人も尊いと思うな。
2023/03/27
ネギっ子gen
【母親そっくりな自分が嫌!】 子どもの頃からずっと母親の過干渉に悩まされてきた著者が、“女の子のママ”になったら一体どうなる? 「お母さんみたいな母親にならないためにはどうしたらいいんだ!?」と、悩みながらも育児する日々を描いたコミックエッセイ。【結論】あの母親には踏ん張り力がなかったと気づき、<泣いて助けを呼ぶ>。<夫にちゃんとキレる>。<みっともない母でいる>。そうやって日々踏ん張り力を鍛えておく。自分のことを娘に助けてもらおうとしない。そして、最後にこう宣言する。<そうだ、それが、私の子育てだ>と。
2023/01/06
niko-08
A面、B面とか考えた事なかった。ちょっと読んでいてしんどかった…何故だろう。
2018/11/26
カッパ
お母さんみたいになりたくないと思いながらもお母さんらしさを自分で発見して落ち込むとかすのく親近感をもちました。なんだかんだで苦しそうだけどよく考えて努力してるのをみて勇気をもらえる作品でした。
2022/01/29
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