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地球はおおさわぎ (筒井康隆SFジュブナイルセレクション)

地球はおおさわぎ (筒井康隆SFジュブナイルセレクション)

地球はおおさわぎ (筒井康隆SFジュブナイルセレクション)

作家
筒井康隆
出版社
金の星社
発売日
2010-03-01
ISBN
9784323061214
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地球はおおさわぎ (筒井康隆SFジュブナイルセレクション) / 感想・レビュー

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たくのみ

小学校の男子と女子との喧嘩が発端。それがいつの間にか町を二分する諍いに発展。諍いが小競り合いになり、それが紛争、内戦にまで発展していく愚かしさ。ユーゴやルワンダの悲劇を連想してしまった。やっぱり少年向けでも筒井康隆はスゴイ。戦争が嫌と言ってるくせに、いつの間にか軍隊はカッコいいと思わせようとする最近の映画。ほんと困るんですよね。ほんとに。

2016/08/18

なま

★★★★★題名通り、些細なことが大騒動になる短編5話がつまってます。博物館のロケットに乗ってスイッチ押したら宇宙へ!とか誘拐事件と素っ裸の赤ちゃん!とか東京上野公園に宇宙からきた石のシリコニイ。彼が言うには宇宙で石が話すのは当たり前と、西郷隆盛の銅像に命を吹き込むのをきっかけに鎌倉や奈良の大仏、アメリカのリンカーンやアラビアのスフィンクスまで動き出す。特に『三丁目が戦争です』は、笑いの中にも現代の戦争や争いを考えさせる作りにもなっていて、エンディングが読む人によって違うというのも面白い!シリーズ本。

2018/11/23

サラサラココ

SF5話。ひらがなが多いので、低学年から読めるようにしてあるのかな。

2021/05/28

DBII け

三丁目が戦争です、は終わり方を変えるような変えないようなでも訴えている最後が気に入りました。ほかの作品も楽しかったです。

2014/01/05

lanikai

小5の娘と共読。七瀬シリーズは「エロいの読ませないでよ!」とすこぶる評判が悪い(笑)。でも筒井は読ませたい。そういえば、と中学生の頃読んだ「ミラーマンの時間(角川)」を思い出したが既に廃刊で図書館にも収蔵がない。調べてみるとジュブナイルセレクションなる復刻シリーズがあることを知り、借りてみることにした。シリーズ1巻目となる本書は低学年向けなので、娘も1日とかからずあっさり読了。予想通り「三丁目が戦争です」は気に入ってくれた様子。著者による神視点の登場や、物語が定型で終わらないというのは新鮮だったらしい。

2013/12/05

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